ストラテジットがJOINT iPaaS for SaaSに汎用HTTP機能を追加、SaaS連携の可能性が拡大
PR TIMES より
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記事の要約
- ストラテジットがJOINT iPaaS for SaaSを拡張
- 汎用HTTP機能を追加し、API連携を強化
- SaaS間の連携開発・管理・運用を効率化
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JOINT iPaaS for SaaSの汎用HTTP機能追加によりSaaS連携が容易に
株式会社ストラテジットは、SaaSベンダー向けソリューション「JOINT iPaaS for SaaS」に汎用HTTP機能を2024年8月29日に追加した。この機能追加により、SaaS事業者は専用のコネクタが対応していないAPIとの接続が可能になり、自社プロダクトに公開APIがない場合でも連携アプリの構築ができるようになった。[1]
JOINT iPaaS for SaaSは、自社SaaSプロダクトと他社プロダクトとの連携・管理を効率的に行うためのEmbedded iPaaSソリューションだ。技術的な専門知識がないユーザーでも直感的なユーザーインターフェースとノーコードアプローチを通じて、最短1週間で連携アプリの開発が可能になっている。
組み込み型を採用することで、ベンダーが連携ロジックの構築や他社APIの変更、テストなどを行う必要がなくなり、製品の特長である効率性や簡易性を実現している。多様な製品との連携、連携における効率化、簡易化、高速化が可能となることで、SaaSベンダーが抱える継続的な課題である他製品の機能を求める顧客のリプレイス回避にも貢献するだろう。
JOINT iPaaS for SaaSの主な特長まとめ
ユーザーエクスペリエンス | 開発効率 | 連携機能 | |
---|---|---|---|
主な特徴 | 単一SaaS使用感覚 | 最短1週間で開発可能 | 汎用HTTP機能追加 |
対象ユーザー | 一般ユーザー | 技術的専門知識不要 | SaaS事業者 |
メリット | 直感的UI | ノーコードアプローチ | APIとの接続拡大 |
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Embedded iPaaSについて
Embedded iPaaSとは、組み込み型iPaaS(Integration Platform as a Service)のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- SaaS製品に直接組み込まれる統合プラットフォーム
- ベンダーによる連携ロジックの構築が不要
- 効率的なSaaS間連携を実現
JOINT iPaaS for SaaSはEmbedded iPaaSを採用することで、SaaS事業者の連携開発・管理・運用を効率化している。この方式により、ベンダーは複雑な連携ロジックの構築や他社APIの変更対応、テストなどの負担から解放され、自社製品の核となる機能開発に注力できるようになった。
JOINT iPaaS for SaaSの汎用HTTP機能に関する考察
JOINT iPaaS for SaaSに追加された汎用HTTP機能は、SaaS連携の可能性を大きく広げる画期的な機能だ。これまで専用コネクタが対応していないAPIとの接続が困難だった状況が改善され、SaaS事業者の選択肢が大幅に拡大すると予想される。しかし、汎用HTTP機能の使用には一定のAPI知識が必要となる可能性があり、完全なノーコード化の実現には課題が残るかもしれない。
この課題に対する解決策として、ストラテジット社がAPI接続のためのテンプレートやガイドラインを提供することが考えられる。また、AIを活用したAPI接続支援機能の開発も、将来的な機能拡張の方向性として期待できるだろう。今後は、さらに多様なSaaSとの連携を可能にする機能拡張や、より直感的なUI/UXの改善が求められる。
JOINT iPaaS for SaaSの進化は、SaaS業界全体のエコシステム強化につながる可能性を秘めている。ストラテジット社には、継続的な機能改善とユーザーサポートの充実を通じて、SaaS事業者の成長を支援し、企業のIT活用の高度化に貢献することが期待される。さらに、セキュリティ強化やコンプライアンス対応など、企業の重要課題に対するソリューションの提供も今後の展開として注目されるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「ストラテジット、SaaSベンダー向けソリューション「JOINT iPaaS for SaaS」で”汎用HTTP”機能を提供 | 株式会社ストラテジットのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000142.000054025.html, (参照 24-08-31).
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