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公開：2024-09-04

OsidOriが常陽銀行向け住宅購入サポートサービスを開始、地域貢献型の新サービスで顧客満足度向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• OsidOriが常陽銀行向け住宅購入サポートサービスを開始
• 「理想の住まい探し for 常陽銀行のお客さま」を提供
• 地場住宅メーカーとのマッチングで地域に貢献

OsidOriと常陽銀行の提携による新サービス開始

株式会社OsidOriは、2024年9月2日に株式会社常陽銀行と提携し「理想の住まい探し for 常陽銀行のお客さま」の提供を開始した。このサービスは、家族共有家計簿OsidOriで提供する「理想の住まい探し」を金融機関向けにカスタマイズしたもので、常陽銀行の顧客への住宅購入支援と茨城県を中心とした地場住宅メーカーとのマッチングを実現する地域貢献型のサービスだ。^[1]

新サービスは、住宅購入における情報収集がデジタルに移行する中で、家族が抱える悩みを解決するために開発された。常陽銀行の茨城県を中心とした関東エリアの住宅メーカーと協業し、関東エリアに住む顧客と地場住宅メーカーや全国展開の住宅メーカーをマッチングすることで、住宅を希望する顧客の理想の住まい探しに貢献する。

「理想の住まい探し for 常陽銀行のお客さま」は、住宅メーカーシミュレーション、住宅ローンシミュレーション、おうちの相談窓口、個別住宅セミナーの4つの主要機能を備えている。これらの機能により、顧客は住宅選びから住宅メーカー選び、住宅ローンの選択まで一気通貫のサポートを受けることが可能だ。

「理想の住まい探し for 常陽銀行のお客さま」の主要機能まとめ

理想の住まい探し for 常陽銀行のお客さまの詳細はこちら

Embedded Financeについて

Embedded Financeとは、非金融企業が自社のサービスや製品に金融サービスを組み込むことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 顧客体験の向上と利便性の提供
• 新たな収益源の創出
• 金融サービスへのアクセス拡大

OsidOriが提供する「OsidOri for Bank」は、Embedded Financeの一例として捉えることができる。このサービスを通じて、常陽銀行は従来の金融サービスの枠を超えて、顧客の住宅購入プロセス全体をサポートすることが可能になった。これにより、銀行と顧客との関係性がより深まり、顧客満足度の向上につながることが期待される。

OsidOriと常陽銀行の提携サービスに関する考察

OsidOriと常陽銀行の提携による「理想の住まい探し for 常陽銀行のお客さま」は、デジタル化が進む住宅購入プロセスにおいて、地域密着型の金融機関ならではの強みを活かした画期的なサービスだ。特に、地場住宅メーカーとのマッチング機能は、地域経済の活性化に寄与する可能性が高く、金融機関の新たな地域貢献モデルとして注目に値する。

一方で、このようなサービスの普及に伴い、個人情報の取り扱いやデータセキュリティに関する課題が浮上する可能性がある。住宅ローンに関する情報や個人の財務状況など、センシティブな情報を扱うため、厳格な情報管理体制の構築と透明性の確保が不可欠だ。また、AIやビッグデータを活用した与信判断の公平性や説明責任についても、今後議論が必要になるだろう。

今後の展開としては、他の地方銀行や信用金庫などへのサービス展開が期待される。さらに、住宅購入後のアフターフォローや住宅関連サービスの紹介など、顧客のライフサイクル全体をカバーする包括的なサービスへの発展も考えられる。金融機関とフィンテック企業の協業が進む中、このようなイノベーティブなサービスが金融業界全体の変革を加速させる可能性は高い。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「家族の共有家計簿アプリ「OsidOri」、常陽銀行向けに「理想の住まい探し for 常陽銀行のお客さま」を提供開始 | 株式会社OsidOriのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000047164.html, (参照 24-09-04).

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