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ミライト・ワンがCEATEC 2024に25のソリューションを出展、新たに水素エネルギーとZEB関連を追加し技術力をアピール

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ミライト・ワンがCEATEC 2024に25のソリューションを出展
  • 新たに2つのソリューションを追加し、3つのサブテーマで展示
  • 10月よりCEATEC出展製品の紹介を順次公開予定

ミライト・ワンがCEATEC 2024に25のソリューションを出展

株式会社ミライト・ワンは、2024年9月10日に「CEATEC 2024」への出展内容を発表した。メインテーマ「技術と挑戦で『ワクワクするみらい』を共創する」のもと、新たに2つのソリューションを追加し、合計25の製品・ソリューションを展示することを決定している。ミライト・ワン グループの株式会社TTKが提供する「水素エネルギー設置と運用の取組紹介」および「ZEB建築と運用の取組み紹介」が新たに加わったのだ。[1]

展示内容は3つのサブテーマに分類され、「みらいの街づくりDX・GX」「みらいの防災対策 自然エネルギー活用DX・GX」「みらいの働き方DX」のカテゴリーで構成されている。出展ブースはホール番号「8」、小間番号「8H406」に設置され、事前登録制で来場者を受け付けることになった。ミライト・ワンは10月より自社サイトにて、CEATEC出展製品の紹介や見どころを順次公開する予定だ。

CEATEC 2024は、アジア最大級のITとエレクトロニクスの国際展示会であり、Society 5.0の実現を目指している。前回の2023年には約680社が出展し、89,000名を超える来場があった。CPS(Cyber-Physical System)やIoT、ロボット、人工知能(AI)などの最先端技術が披露され、今回はさらなる来場者数の増加が予想されている。

ミライト・ワンのCEATEC 2024出展内容まとめ

サブテーマ 主な展示内容
みらいの街づくりDX・GX DX Wi-Fi®、太陽光設備ケーブル盗難防止ソリューション、ロボットDXソリューション、ZEB・スマートビルソリューション、混雑可視化「WaitTime」、屋内外位置情報ソリューション、3Dプロジェクタ都市モデル、Radio On Light®、水素エネルギー設置運用、ZEB建築運用
みらいの防災対策 自然エネルギー活用DX・GX 太陽光発電所リパワリングソリューション、3D計測「mapry測量」、自動離発着DroneDock、オフグリッド電源ポール、IoTプラットフォーム「IPLIS」、Bois/防災情報提供サービス、再エネ+コンテナDCソリューション
みらいの働き方DX イベントDX設営計画サービス、電子棚札ソリューション、ゴルフ場芝刈機無人化システムHerbF®、みらいコネクト®、コンレポシリーズ、現場へGO!、UPWARD、次世代型電子ペーパーサイネージ「Infinity Display」

Society 5.0について

Society 5.0とは、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会を指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • IoTですべての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有される
  • 人工知能(AI)により、必要な情報が必要な時に提供される
  • ロボットや自動走行車などの技術で、少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などの課題が克服される

CEATECは、このSociety 5.0の実現を目指す展示会として位置づけられている。ミライト・ワンが出展する25のソリューションも、この Society 5.0 の概念に沿った技術やサービスが多く含まれている。例えば、ZEBやスマートビルソリューション、IoTプラットフォーム「IPLIS」などは、サイバー空間とフィジカル空間の融合を具現化した技術といえるだろう。

ミライト・ワンのCEATEC 2024出展に関する考察

ミライト・ワンのCEATEC 2024への出展は、同社の技術力と事業領域の広さを示す好機となるだろう。特に新たに追加された水素エネルギーとZEB関連のソリューションは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして注目に値する。一方で、25もの多岐にわたるソリューションを効果的に展示し、来場者に印象づけることが課題となる可能性がある。

この課題に対する解決策として、各ソリューションの連携や統合的な活用方法を具体的なユースケースとともに提示することが考えられる。例えば、ZEBや水素エネルギー、太陽光発電、IoTプラットフォームを組み合わせた総合的なスマートシティソリューションを提案するなど、個別技術の統合による付加価値を示すことが重要だ。また、来場者の関心に応じて柔軟に説明内容を変更できるインタラクティブな展示方法の採用も効果的かもしれない。

今後ミライト・ワンには、これらの技術やソリューションを実際の社会実装につなげていくための具体的な戦略や、他企業とのコラボレーションの可能性を示すことが期待される。CEATEC 2024を通じて、ミライト・ワンが単なる通信建設会社から、Society 5.0の実現に向けた総合ソリューションプロバイダーとしての地位を確立できるか注目だ。同社の今後の動向から目が離せない。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「「CEATEC 2024」への出展ソリューションを新たに2つ追加、合計25の製品・ソリューションを展示 | 株式会社ミライト・ワンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000130563.html, (参照 24-09-11).

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