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公開：2024-09-13

あずさ監査法人が「プラチナくるみんプラス」認定を取得、不妊治療と仕事の両立支援で業界をリード

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• あずさ監査法人が「プラチナくるみんプラス」認定を取得
• 不妊治療と仕事の両立支援で監査法人初の認定
• 子育てサポートや職場環境改善の取組みが評価

あずさ監査法人が「プラチナくるみんプラス」認定を取得し、不妊治療と仕事の両立支援を強化

有限責任 あずさ監査法人は、2024年9月12日に「プラチナくるみんプラス」認定を監査法人として初めて取得したことを発表した。この認定は、高水準な子育てサポート企業の証である「プラチナくるみん」に加え、不妊治療と仕事を両立しやすい職場環境作りに積極的に取り組む企業に与えられるものだ。^[1]

あずさ監査法人は2015年に「くるみん」認定を、2020年には「プラチナくるみん」認定を取得しており、継続的な子育て支援の取り組みが評価されてきた。今回の「プラチナくるみんプラス」認定取得により、不妊治療と仕事の両立支援においても先進的な取り組みを行っていることが認められたことになる。

同法人は、インクルージョン、ダイバーシティ＆エクイティ推進を経営戦略の重要な一つとして位置づけている。子育てサポートに資するさまざまな取り組みや、インクルーシブな組織風土の醸成に向けた研修などを実施しており、法人で働くすべての人が、それぞれの制約に関わらず安心して能力を最大限に発揮し、自分らしく活躍できる職場の実現を目指している。

あずさ監査法人の子育て・両立支援の取り組みまとめ

プラチナくるみんプラスについて

プラチナくるみんプラスとは、くるみん認定を受けた企業のうち、不妊治療と仕事との両立にも積極的に取り組み、一定の基準を満たした企業を認定する制度のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 2022年4月に新設された比較的新しい認定制度
• くるみん認定よりも高い水準の取り組みが求められる
• 不妊治療と仕事の両立支援に特化した認定

あずさ監査法人では、この認定取得に向けて不妊治療で利用可能な休暇制度の整備をはじめ、従業員の理解を促す研修実施など様々な取り組みを実施してきた。プラチナくるみんプラス認定は、これらの取り組みが高く評価された結果であり、監査法人として初めての取得となった。

あずさ監査法人のダイバーシティ推進に関する考察

あずさ監査法人が「プラチナくるみんプラス」認定を取得したことは、監査法人業界におけるダイバーシティ推進の先駆的な事例として評価できる。特に、不妊治療と仕事の両立支援に焦点を当てた取り組みは、現代社会のニーズに合致しており、従業員のワークライフバランスの向上に大きく寄与するだろう。一方で、こうした制度の導入には、組織全体の理解と協力が不可欠であり、その浸透には時間がかかる可能性がある。

今後の課題としては、制度の利用率向上と、利用者のキャリア支援が挙げられる。不妊治療と仕事の両立を選択した従業員が、キャリアの停滞を懸念せずに制度を利用できる環境づくりが重要だ。これに対しては、柔軟な勤務形態の更なる拡充や、治療中・治療後のキャリアパスの明確化などが有効な解決策となるだろう。

あずさ監査法人には、今回の認定を足がかりに、より包括的なダイバーシティ＆インクルージョン施策の展開が期待される。例えば、LGBTQへの支援拡大や、障がい者雇用の促進など、多様な背景を持つ従業員全てが活躍できる職場環境の構築に向けた取り組みの強化が望まれる。こうした先進的な取り組みが、監査法人業界全体のダイバーシティ推進を牽引することを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「あずさ監査法人、「プラチナくるみんプラス」認定を取得 | 有限責任 あずさ監査法人のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000140551.html, (参照 24-09-13).

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