日本郵便とJR東日本が長野フェアを開催、はこビュンで新鮮な地産品を首都圏へ直送

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

日本郵便とJR東日本が長野フェアを開催
東京中央郵便局と東京駅で地産品を販売
はこビュンで直送したぶどうも販売予定

日本郵便とJR東日本による長野フェアの開催

日本郵便株式会社と東日本旅客鉄道株式会社は、社会課題解決に向けた協定締結後の連携強化の一環として、2024年9月17日から長野フェアを開催する。このフェアは6月に実施した山形の産直フェアが好評だったことを受けて企画されたものだ。両社は地方創生と社会課題解決に向けた取り組みをさらに加速させている。^[1]

長野フェアでは、JR東日本の列車荷物輸送サービス「はこビュン」で直送したぶどうや、地産品ショップ「のもの」で人気の商品が販売される。開催場所は東京中央郵便局と「のもの」東京駅グランスタ丸の内店の2箇所で、期間は東京中央郵便局が11月30日まで、「のもの」東京が9月30日までとなっている。

特筆すべきは、はこビュンを利用した商品販売だ。9月18日から20日、25日から27日の期間、北陸新幹線あさま614号で長野から東京へ直送される。さらに、一部商品はJRE MALLのネットでエキナカサービスで事前予約が可能となり、のもの東京で受け取ることができる。これにより、新鮮な地方の味を都心で楽しむ機会が広がるだろう。

長野フェアの開催概要

	東京中央郵便局	のもの東京
開催期間	2024年9月17日～11月30日	2024年9月17日～9月30日
営業時間	月～金：9:00～21:00 土・日・祝：9:00～18:00	月～土：7:00～22:00 日・祝：7:00～21:00
はこビュン実施日	9月18日～20日、25日～27日	9月18日～20日、25日～27日
輸送列車	北陸新幹線あさま614号	北陸新幹線あさま614号
事前予約販売	なし	JRE MALL ネットでエキナカで可能

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はこビュンについて

はこビュンとは、JR東日本グループが主体となって行う新幹線や在来線を利用した荷物輸送サービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

新幹線や特急列車を利用した高速輸送
鉄道ネットワークを活かした定時性の高さ
地方創生と輸送ビジネスの両立を目指す

長野フェアでは、はこビュンを利用してぶどうなどの生鮮食品を輸送する。北陸新幹線あさま614号（長野発11:28／東京着13:12）で運ばれた商品は、到着後すぐに販売される予定だ。これにより、長野の新鮮な味を東京で楽しむことができ、地域産業振興にも貢献することが期待されている。

長野フェア開催に関する考察

日本郵便とJR東日本による長野フェアの開催は、地方創生と都市部の消費者ニーズを結びつける画期的な取り組みだ。特に、はこビュンを活用した高速輸送システムにより、長野の新鮮な農産物を東京で提供できることは大きな強みとなる。一方で、輸送量や頻度の制限、天候による影響など、安定供給に関する課題も考えられるだろう。

この取り組みの成功は、他の地域への展開可能性を示唆している。例えば、北海道や九州など、より遠隔地の特産品を首都圏で販売するモデルケースとなり得る。ただし、輸送距離が延びることによるコスト増や品質維持の問題など、新たな課題も浮上するかもしれない。これらの課題に対しては、IoT技術を活用した輸送環境のモニタリングや、AIによる需要予測など、先端技術の導入が解決策となる可能性がある。

今後は、単なる物販にとどまらず、地域の文化や観光情報の発信拠点としての機能強化も期待したい。例えば、VR技術を活用した産地体験や、地元生産者とのオンライン交流会の開催など、より深い地域理解につながる取り組みが考えられる。このような多角的なアプローチにより、地方と都市の新たな関係性構築や、持続可能な地域経済の発展に寄与することが期待されるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「東京中央郵便局および東京駅で長野フェアを開催します！～両社グループの連携による社会課題解決に向けて～ | 東日本旅客鉄道株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000939.000017557.html, (参照 24-09-13).

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