イードがIT業界転職アンケートを実施、年収700万円以上が最多で業界の高待遇が明らかに

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

イードが「IT業界での転職」に関するアンケート調査を実施
1255名のIT業界転職経験者が回答
年収700万円以上が15.4%で最多

イードによるIT業界転職に関するアンケート調査の実施

株式会社イードは、キャリアアップ及びリスキリングに関する情報サイト「ミツカル学び」において、IT業界での転職に関するアンケート調査を2024年5月27日から6月3日にかけて実施した。調査対象はIT業界で転職経験のある男性601名と女性654名の計1255名で、インターネットを通じて回答を収集している。^[1]

回答者の年齢層は40代が最も多く35.2%を占め、次いで30代が35.1%となっている。性別はほぼ均等で、男性が47.9%、女性が52.1%だった。地域別では関東地方在住者が65.8%と過半数を占め、近畿地方が12.7%、中部地方が7.4%と続いている。

職業については回答者の98.6%が会社員で、そのうち51.4%が技術系の会社員であることが明らかになった。IT業界の求人を選ぶ際に重視されるポイントは、年収、職種、休日の順となっており、現在の年収は700万円以上が15.4%で最多となっている。

IT業界転職アンケート調査結果まとめ

	年齢層	性別	地域	職業
最多回答	40代（35.2%）	女性（52.1%）	関東地方（65.8%）	技術系会社員（51.4%）
次点回答	30代（35.1%）	男性（47.9%）	近畿地方（12.7%）	その他会社員（47.2%）
重視ポイント	年収	職種	休日	勤務地

リクルートエージェントITについて

リクルートエージェントITとは、リクルートが運営するIT業界に特化した転職支援サービスのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

IT業界に特化した豊富な求人情報の提供
経験豊富なキャリアアドバイザーによる個別サポート
IT業界の最新トレンドや市場動向の情報提供

今回の調査では、リクルートエージェントITが登録したことのあるIT転職サービスのトップに挙げられている。IT業界特有の職種や技術要件を熟知したアドバイザーが、求職者のスキルや経験に合わせた求人を紹介することで、効率的なIT業界への転職をサポートしている。

IT業界転職調査に関する考察

今回の調査結果から、IT業界での転職において年収が最も重視されていることが明らかになった。これは技術系人材の需要の高さを反映しており、企業間の人材獲得競争が激化していることを示唆している。一方で、職種や休日も重視されていることから、単に高収入を求めるだけでなく、キャリアパスや働き方のバランスも重要視されていることがわかる。

ただし、今後の課題として、IT業界の急速な技術革新に伴うスキルのミスマッチが懸念される。転職後も継続的なスキルアップが求められる中、企業側には従業員の教育・研修体制の充実が求められるだろう。また、転職サービス側にも、最新の技術トレンドを踏まえたマッチング精度の向上が期待される。

今後のIT業界の転職動向としては、リモートワークの普及に伴い、地域を問わない求人が増加する可能性がある。これにより、地方在住のIT人材にも多様な就業機会が開かれることが期待される。また、AIやDXなどの新たな技術分野における人材需要の高まりも予想され、これらの分野でのスキル獲得が転職成功の鍵となるだろう。