光JSみらいが外国ルーツの子どもをテーマにしたウェビナーを開催、エバルトタダシ平川ジュニオ氏が移動経験を語る

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

光JSみらいがウェビナー第3弾を開催
エバルトタダシ平川ジュニオ氏が講演
移動する子どもたちの言語と心をテーマに

光JSみらいが移動する子どもたちの言語と心をテーマにウェビナーを開催

一般社団法人光JSみらいは2024年9月28日に「移動する子どもたちの言語と心」をテーマとするシリーズウェビナーの第3弾を開催すると発表した。このウェビナーでは通訳翻訳家のエバルトタダシ平川ジュニオ氏が講演を行う予定だ。ジュニオ氏は高校卒業まで日本で過ごし家族の都合でブラジルへ渡った経験を持つ。^[1]

ジュニオ氏は自身の意思ではない2国間の移動を余儀なくされ人生の葛藤を感じたが日系コミュニティとの出会いを通じアイデンティティと向き合うようになった。現在は日本に戻り会社員として外国人の住宅サポートを行っている。自身の経験を活かした外国ルーツの子どもへの支援ボランティアについても講演で触れる予定だ。

このウェビナーは当事者として支援する側としてのジュニオ氏の貴重な講演を聞ける機会となる。参加者は録画を2週間の見逃し配信で視聴することも可能で申し込み方法や参加費などの詳細情報も公開されている。光JSみらいは子どもたちの未来を応援する活動のためにウェビナー参加者からの寄付も募っている。

ウェビナーの概要情報

ウェビナー名	移動する子どもたちの言語と心第3弾「移動の葛藤と生きる力 -遠い日本へ、近い日本で-」
日程	2024/09/28(土) 20:30~21:30
会場	-
会場住所	-
概要	通訳翻訳家エバルトタダシ平川ジュニオ氏による講演。日本とブラジルでの経験、外国ルーツの子どもへの支援活動について語る。
主催	一般社団法人光JSみらい
備考	申込者全員に2週間の見逃し配信あり寄付金を募集（800円～10,000円から選択可能）

ウェビナーの詳細はこちら

外国ルーツの子どもについて

外国ルーツの子どもとは、外国にルーツを持つ子どものことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

日本語以外の言語を母語とする場合がある
複数の文化的背景を持つことが多い
アイデンティティの形成に独特の課題を抱えることがある

エバルトタダシ平川ジュニオ氏のように高校卒業まで日本で過ごし家族の都合で外国へ移動する経験を持つ子どもたちもこの範疇に含まれる。言語や文化の違いに加え自身のアイデンティティ形成に葛藤を抱えることがあり支援の重要性が認識されている。光JSみらいのウェビナーでは当事者の経験を共有することで外国ルーツの子どもたちが直面する課題への理解を深める機会を提供している。