SAX (Simple API for XML)とは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

SAX (Simple API for XML)とは

SAX (Simple API for XML)は、XMLドキュメントを解析するためのAPIです。SAXを使用することで、XMLドキュメントを逐次的に読み込み、解析することができます。

SAXは、XMLドキュメントを一度に全て読み込むのではなく、少しずつ読み込みながら解析を行います。そのため、大きなXMLドキュメントを扱う場合でも、メモリ使用量を抑えることが可能です。

SAXは、イベントドリブン型のAPIであり、XMLドキュメントを読み込む過程で、開始タグや終了タグ、テキストノードなどの各要素が現れるたびに、対応するイベントが発生します。アプリケーション側では、これらのイベントに対するハンドラを実装することで、XMLドキュメントの内容を処理できるのです。

SAXは、Javaをはじめとする様々なプログラミング言語で利用可能であり、多くの言語でSAXの実装が提供されています。SAXを使用することで、XMLドキュメントの解析を効率的に行うことができ、アプリケーションの性能向上に役立ちます。

SAXは、DOM (Document Object Model)と並んでXMLドキュメントの解析に広く使われているAPIです。DOMがXMLドキュメント全体をメモリ上に展開するのに対し、SAXは逐次的な解析を行うため、大規模なXMLドキュメントの処理に適しているといえます。

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「プログラミング」に関するコラム

「プログラミング」に関するニュース

ALL

トピックス