SXGA(Super Extended Graphics Array)とは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

SXGA(Super Extended Graphics Array)とは

SXGAとはSuper Extended Graphics Arrayの略称で、コンピュータのディスプレイ解像度の一つです。SXGAの解像度は1280×1024ピクセルで、XGAの解像度1024×768ピクセルよりも高精細な画質を実現しています。

SXGAは、1990年代後半から2000年代初頭にかけて主流となったディスプレイ解像度規格の一つです。当時のコンピュータやモニターの多くがSXGAに対応しており、オフィスワークや画像編集などの用途で広く使用されていました。

SXGAの画面アスペクト比は5:4で、現在主流の16:9や16:10とは異なります。このアスペクト比は、A4用紙と同じ縦横比であるため、文書作成や印刷プレビューに適しているとされています。

SXGAは、XGAの次に登場した高解像度規格ですが、その後もUXGA(1600×1200)やWUXGA(1920×1200)などのさらに高精細な規格が登場しました。現在では、フルHD(1920×1080)やWQHD(2560×1440)などの高解像度ディスプレイが一般的になっています。

しかし、SXGAは長年にわたって使用されてきた解像度規格であり、現在でも一部の業務用コンピュータやモニターで採用されています。また、古いコンピュータやソフトウェアの中にはSXGAを前提としているものもあるため、レガシーシステムの運用などでは今でもSXGAが活用されているケースがあります。

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