vsftpdとは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

vsftpdとは

vsftpdは、UNIXやLinuxなどのシステム上で動作するFTPサーバソフトウェアの一つです。Very Secure FTP Daemonの略称で、セキュリティを重視した設計が特徴となっています。

vsftpdは、オープンソースのソフトウェアとして提供されており、誰でも自由に利用することができます。また、設定ファイルを編集することで、細かな動作の調整も可能となっています。

FTPは、ファイル転送プロトコルの一つで、ネットワーク上のコンピュータ間でファイルをやり取りするための手段として広く使われています。vsftpdは、そのFTPサーバの役割を担うソフトウェアなのです。

セキュリティ面では、vsftpdはchroot環境でのユーザー隔離、SSL/TLSによる暗号化通信、iptablesやTCP Wrappersとの連携など、多岐にわたる機能を備えています。これにより、不正アクセスのリスクを軽減することができるのです。

また、vsftpdは、仮想ユーザーの設定や、ディレクトリ単位でのアクセス制御、帯域制限といった、管理者にとって嬉しい機能も充実しています。用途に応じて柔軟な設定が可能なところも魅力の一つと言えるでしょう。

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