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公開：2024-09-26

テラチャージ、宮崎県日之影町の道の駅「青雲橋」にEV用急速充電器導入、地方創生とEV普及促進に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• テラチャージ、日之影町の道の駅に急速充電器を導入
• 50kW出力の急速充電器1口を設置予定
• EV充電インフラ整備と地方創生の推進が目的

テラチャージによる道の駅「青雲橋」へのEV充電器導入

Terra Charge株式会社は宮崎県日之影町の道の駅「青雲橋」に電気自動車（EV）用急速充電器1口の導入を2024年9月25日に決定した。50kW出力の急速充電器が設置される予定で、政府が推進するEV充電インフラの整備に貢献するとともに、道の駅の新たな役割として期待される防災拠点機能の強化にも寄与する取り組みとなっている。^[1]

道の駅「青雲橋」は2019年11月にリニューアルオープンした施設で、日之影町のシンボルである青雲橋を一望できる観光拠点だ。レストランや特産品販売所、観光案内所を備え、地域の魅力を発信する重要な役割を担っている。EVの蓄電機能を活用した災害時の電力供給など、新たな可能性も期待されている。

テラチャージのサービスは、施設の初期費用や維持・運用費用が無料となる点が特徴だ。日本製の充電器を使用し、課金決済や管理機能、24時間365日対応のコールセンターなど、運用面でも充実したサポートを提供している。この取り組みにより、自治体の負担を軽減しつつEV充電インフラの整備を進めることが可能となっている。

道の駅「青雲橋」EV充電器導入の概要

道の駅「青雲橋」の詳細はこちら

急速充電器について

急速充電器とは、電気自動車（EV）のバッテリーを短時間で充電できる設備のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 高出力（50kW以上）で短時間での充電が可能
• 主に直流（DC）電流を使用し、車両のバッテリーに直接充電
• 公共施設や高速道路のサービスエリアなどに設置されることが多い

テラチャージが道の駅「青雲橋」に導入を決定した急速充電器は50kW出力のモデルだ。この出力レベルであれば、多くの電気自動車で30分程度の充電で80%程度まで充電することが可能となる。道の駅に設置されることで、長距離ドライブ時の充電不安の解消や地域の電動化促進に貢献することが期待される。

EV充電インフラ整備に関する考察

テラチャージによる道の駅への急速充電器導入は、EVの普及促進と地方創生の両面で意義深い取り組みだ。特に初期費用や維持費が無料というビジネスモデルは、自治体の財政負担を軽減しつつインフラ整備を進められる点で画期的である。一方で、急速な充電インフラの拡大に伴い、電力需要の増加や電力網への負荷増大といった課題も予想されるだろう。

これらの課題に対しては、再生可能エネルギーの活用や蓄電システムの併設など、持続可能な充電インフラの構築が解決策となり得る。また、EV充電器の設置は単なるインフラ整備にとどまらず、地域の魅力向上や観光振興にもつながる可能性がある。充電中の時間を活用した地域の特産品PRや観光案内など、新たな付加価値の創出が期待されるだろう。

今後は、充電器の高速化や互換性の向上、さらには車両との双方向の電力融通（V2G）などの技術革新が期待される。同時に、EVの普及に伴う新たなビジネスモデルの創出や、地域のエネルギー自給率向上など、充電インフラを核とした地域活性化策の展開にも注目したい。EVと充電インフラの進化が、持続可能な社会の実現と地方創生の両立をもたらす可能性は大きい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「テラチャージ、宮崎県日之影町の道の駅「青雲橋」に電気自動車（EV）用急速充電器1口の導入決定 | Terra Charge 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000264.000075648.html, (参照 24-09-26).

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