X Mileが国際物流総合展2024に出展、物流DXサービス「ロジポケ」のデモを実施し業界の注目を集める

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約
X Mileの物流DX推進サービス「ロジポケ」が注目を集める
X Mile社の物流DXサービス概要
SaaSについて
X Mileの物流DXサービスに関する考察
参考サイト

記事の要約

X Mileが「国際総合物流展2024」に出展
物流DX推進のためのSaaS「ロジポケ」をデモ
「物流DX未来会議2024」の開催を告知

X Mileの物流DX推進サービス「ロジポケ」が注目を集める

X Mile株式会社は2024年9月10日から13日にかけて、東京ビックサイトで開催された「国際物流総合展2024」に出展した。同社は物流業界向けSaaS・プラットフォーム「ロジポケ」と物流業・建設業・製造業に特化した転職サイト「クロスワーク(X Work)」を提供している。展示ブースでは「ロジポケ」のデモを実施し、導入企業のインタビュー動画を投影した。^[1]

「ロジポケ」は物流業界に特化した業務改善・経営支援クラウドサービスであり、経営管理・労務管理・書類管理・採用支援など幅広い課題を解決する。従来は高額な費用をかけてシステム開発会社に委託する必要があったが、「ロジポケ」は導入費用を抑え月額数万円から利用可能。中小企業を中心に累計5,000事業所の利用実績がある。

また、X Mileは10月に「物流DX未来会議2024」を開催予定だ。このイベントは物流の革新と未来を共に考える2日間のプログラムで、運送会社・荷主企業・倉庫運営企業らが一堂に会し、業界課題と方向性の整理、物流DXの在り方を議論する。Day1は10月10日にオンラインで物流DX成功事例の解説、Day2は10月18日に青山での会場開催とオンラインのハイブリッド形式で行われる。

X Mile社の物流DXサービス概要

項目	詳細
主要サービス	ロジポケ、クロスワーク(X Work)
ロジポケの特徴	物流業界向けSaaS、経営・労務・書類・採用支援
導入メリット	低コスト（月額数万円から）、累計5,000事業所の実績
今後のイベント	物流DX未来会議2024（10月10日・18日）
設立	2019年2月

物流DX未来会議2024の詳細はこちら

SaaSについて

SaaSとは「Software as a Service」の略称で、ソフトウェアをインターネット経由でサービスとして提供・利用する形態を指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

インターネット経由でソフトウェアを利用可能
初期導入コストが低く、月額や年額で利用料を支払う
ソフトウェアの更新やメンテナンスは提供元が実施

X Mile社の「ロジポケ」はSaaSの一例であり、物流業界向けに特化したクラウドサービスとして提供されている。従来のオンプレミス型システムと比較して、導入や運用のハードルが低く、中小企業でも容易に利用できる点が特徴だ。物流業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）を促進する上で、SaaSモデルは重要な役割を果たしている。

X Mileの物流DXサービスに関する考察

X Mileの「ロジポケ」は物流業界のDXを推進する上で重要な役割を果たす可能性が高い。特に中小企業向けに低コストで導入可能な点は、業界全体のデジタル化を加速させる要因となるだろう。一方で、急速なデジタル化に伴い、データセキュリティやプライバシー保護などの新たな課題が浮上する可能性もある。

これらの課題に対しては、X Mile社がセキュリティ対策の強化やユーザー教育の充実を図ることが解決策として考えられる。また、AIやIoTなどの先端技術を「ロジポケ」に統合することで、より高度な業務最適化や予測分析が可能になるかもしれない。今後は、業界標準のAPIの整備や他社サービスとの連携強化など、エコシステムの構築にも注力すべきだろう。

物流DXの推進は、単なる業務効率化にとどまらず、サプライチェーン全体の最適化や環境負荷の低減にもつながる可能性がある。X Mile社には、技術革新と業界ニーズの変化に柔軟に対応しながら、物流業界の持続可能な発展に貢献することが期待される。「物流DX未来会議2024」のような産業横断的な対話の場を通じて、業界全体のビジョン形成と課題解決に向けた取り組みが加速することを期待したい。