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JQAが自動車メーカー講師によるEMC性能セミナーを開催、車載機器の最新動向を解説

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

JQAが自動車メーカー講師によるEMC性能セミナーを開催、車載機器の最新動向を解説

PR TIMES より


記事の要約

  • JQAが自動車メーカー講師によるEMCセミナー開催
  • 車載機器のEMC性能に関する最新情報を提供
  • トヨタ、マツダ、スズキの専門家が登壇予定

JQAが自動車メーカー講師によるEMCセミナーを開催

一般財団法人日本品質保証機構(JQA)は2024年11月8日に愛知県で「自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能セミナー」を開催することを2024年9月25日に発表した。このセミナーでは、トヨタ自動車、マツダ、スズキの3社からEMC分野の専門家を講師として招き、最新の規格動向や車載機器に求められるEMC性能について解説を行う予定だ。[1]

セミナーの背景には、電動自動車やハイブリッドカーの普及に伴う車載機器の環境変化がある。バッテリーの大容量化やパワートレインの電動化により、EMC(電磁両立性)に対する要求も変化していくことが予想されている。このような状況下で、自動車メーカーの視点から見た今後のEMC性能要求について、最新の情報を提供することがセミナーの主な目的となっている。

講演内容には、2025年に改定予定のUN-ECE-R10(自動車のEMC型式認証の国際規格)や、2024年3月に発行されたJASO D020(自動車用電気電子部品のインピーダンス等価性試験方法)など、最新の規格動向が含まれる。また、部品EMC試験法や試験品質の確保、さらには車載アンテナの受信性能への影響など、実務に直結する内容も盛り込まれている。

セミナーの概要情報

セミナー名 自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能セミナー
日程 2024/11/08(金) 13:00~17:00
会場 中日ホール&カンファレンス Room1
会場住所 〒460-0008 名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル6F
概要 自動車メーカーのEMC有識者が、サプライヤーの皆さまへ向けて、今後の『車載機器に求められるEMC性能』について、10月に開催される国際会議の結果など最新の規格動向を交えながら解説いたします。
主催 一般財団法人日本品質保証機構(JQA)
備考 参加費無料
定員90名(応募多数の場合は調整あり)
録音・録画禁止
セミナーの詳細はこちら

EMCについて

EMCとは、Electromagnetic Compatibilityの略称で、電磁両立性と訳される。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 電子機器が他の機器に与える電磁妨害を抑制
  • 外部からの電磁妨害に対する耐性を確保
  • 電子機器の正常動作と電磁環境の調和を実現

自動車産業においてEMCは特に重要な課題となっている。電動化やコネクティッド化が進む中、車載機器間の電磁干渉や外部環境からの影響を最小限に抑える必要がある。JQAが開催するセミナーでは、こうした背景を踏まえ、自動車メーカーの視点から見た最新のEMC要求事項や試験方法について、詳細な情報が提供される予定だ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「【愛知県開催】「自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能セミナー」開催のご案内 | 一般財団法人日本品質保証機構のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000344.000003627.html, (参照 24-09-26).

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