ソフトウェア

SOFTWARE

公開：2024-09-29

クラウドワークスがクラウドログに"らくらく"自動入力機能を追加、工数管理の効率化と正確性向上を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• クラウドログが"らくらく"自動入力機能をリリース
• PC操作履歴から工数を自動提案・入力
• 1日平均30秒で工数入力が完了

クラウドログの"らくらく"自動入力機能で工数管理が効率化

株式会社クラウドワークスは、生産性向上SaaS「クラウドログ」において、PCの操作履歴をもとに工数を提案・自動入力する「"らくらく"自動入力機能」を2024年9月27日にリリースした。本機能とカレンダー連携機能を併用することで、1日平均30秒で工数入力が完了するようになり、従業員の負担軽減と正確な工数管理の実現が期待される。^[1]

新機能では、工数入力時に「この時間はA社の提案資料を作成していましたか」といった提案が表示される。提案はPC操作履歴に基づいているため、管理者にとってもより正確なデータ収集が可能になった。また、提案を却下した場合でも、該当時間に入力された作業が学習され、次回以降の提案精度が向上する仕組みとなっている。

クラウドログは2020年3月にサービスを開始し、2024年3月時点で累計導入社数は800社以上に達している。現導入社数のうち約2割以上が従業員数300人以上の大企業が活用しており、サービスミッション「時間を記録し、未来を豊かに。」の実現を目指し、従業員の業務プロセス可視化による生産性向上をサポートしている。

クラウドログの"らくらく"自動入力機能の特徴

クラウドログの詳細はこちら

SaaSについて

SaaSとは「Software as a Service」の略称で、インターネットを通じてソフトウェアを提供するサービスモデルのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• インターネット経由でソフトウェアを利用可能
• 初期導入コストが低く、利用料金は月額や年額で支払い
• 提供元がシステムの保守・管理を行うため、ユーザー側の負担が少ない

クラウドログは生産性向上SaaSの一つとして、従業員の工数管理や業務プロセスの可視化を実現している。SaaSモデルの採用により、企業は大規模なシステム投資をすることなく、最新の工数管理ツールを導入できるようになった。これにより、中小企業から大企業まで幅広い規模の企業が効率的な工数管理を行えるようになっている。

クラウドログの"らくらく"自動入力機能に関する考察

クラウドログの"らくらく"自動入力機能は、従業員の工数入力負担を大幅に軽減する点で画期的だ。特にPC操作履歴を活用した自動提案は、より正確な工数管理を可能にし、企業の生産性向上に直結する可能性が高い。一方で、プライバシーの観点から従業員の操作履歴を詳細に記録することへの懸念も想定される。

この課題に対しては、データの匿名化や使用目的の明確な制限、従業員への十分な説明と同意取得プロセスの確立が重要になるだろう。また、今後の機能拡張としては、AIによる業務効率化提案や、異常な労働時間パターンの検出など、単なる工数管理を超えた付加価値の提供が期待される。さらに、他のビジネスツールとのAPI連携を強化し、エコシステムを構築することで、より包括的な業務管理ソリューションへと発展する可能性がある。

クラウドログの今後の展開としては、国際的な労働基準への対応や、リモートワーク・ハイブリッドワークなど多様な働き方に柔軟に対応できる機能の追加が望まれる。また、データ分析機能の強化により、経営判断に直結するインサイトの提供や、従業員のワークライフバランス改善につながる示唆を得られるようになることが期待される。これらの進化により、クラウドログは単なる工数管理ツールから、企業の働き方改革を総合的に支援するプラットフォームへと進化していくだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「生産性向上SaaS・クラウドログ、工数の“らくらく”自動入力機能を新リリース | 株式会社クラウドワークスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000236.000050142.html, (参照 24-09-29).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ソフトウェア」に関するコラム一覧「ソフトウェア」に関するニュース一覧