クオンティアとCAC、業務提携で経営戦略からシステム実装まで一気通貫支援体制を構築

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約
クオンティアとCACの業務提携がもたらす新たな価値創造
クオンティアとCACの業務提携の概要
DXについて
クオンティアとCACの業務提携に関する考察
参考サイト

記事の要約

クオンティアとCAC、業務提携を締結
経営戦略からシステム実装まで包括支援
顧客の経営課題をITで一気通貫解決

クオンティアとCACの業務提携がもたらす新たな価値創造

株式会社クオンティアは、エンタープライズ向け業務システム開発分野で株式会社シーエーシー（CAC）と業務提携契約を2024年9月30日に締結した。クオンティアの戦略策定力とIT知見、顧客折衝力を活かした上流工程支援に、CACのIT技術力、業務知見、グループネットワークに基づいた高品質なシステム開発力が合わさることで、経営戦略策定からシステム実装まで一気通貫した支援が可能になる。^[1]

この提携の背景には、近年の顧客ニーズの変化がある。戦略・構想の策定に留まらず、その実現と結果を踏まえた新たな施策提案までをワンストップで提供することを求められる機会が増加している。両社の連携により、顧客の抱える課題を上流から下流まで包括的に解決する支援体制が構築された。

クオンティアは2022年の設立以来、経営戦略策定、新規事業開発、ブランディングなどの超上流案件から、AI、セキュリティ、デジタルマーケティング、デバイス向けデジタルサービス企画などのDX案件まで幅広くコンサルティング支援を提供してきた。一方、CACは日本初の独立系ソフトウェア専門会社として、システム実装力と豊富な業務知識を蓄積してきており、両社の強みを活かした相乗効果が期待される。

クオンティアとCACの業務提携の概要

	クオンティア	CAC
主な強み	戦略策定力、IT知見、顧客折衝力	IT技術力、業務知見、グループネットワーク
提供サービス	上流工程支援、コンサルティング	システム開発、運用管理、BPO
対象領域	経営戦略、新規事業開発、DX	金融、医薬、その他産業分野
グローバル展開	-	海外資本進出の実績あり

DXについて

DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略称で、デジタル技術を活用して企業の事業モデルや業務プロセスを根本的に変革することを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

デジタル技術による業務効率化と新たな価値創造
顧客体験の向上とビジネスモデルの変革
組織文化や慣習の変革を伴う全社的な取り組み

クオンティアとCACの業務提携は、顧客企業のDX推進を強力にサポートする体制の構築を意味する。クオンティアのDX案件におけるコンサルティング経験と、CACのシステム実装力を組み合わせることで、顧客企業の戦略立案からシステム実装、運用までを一貫して支援することが可能になり、より効果的なDX推進が期待できる。

クオンティアとCACの業務提携に関する考察

クオンティアとCACの業務提携は、両社の強みを活かしたシナジー効果が期待できる点で評価できる。クオンティアの戦略策定力とCACのシステム実装力の融合により、顧客企業に対してより包括的かつ実効性の高いソリューションを提供できるようになるだろう。特に、戦略立案から実装までのワンストップサービスは、顧客企業のDX推進を加速させる可能性が高い。

一方で、両社の企業文化や業務プロセスの違いが、円滑な連携の障害となる可能性も考えられる。異なる専門性を持つ人材間のコミュニケーションや、プロジェクト管理の方法論の統一などが課題となるかもしれない。これらの問題に対しては、定期的な情報共有会議の開催や、共通のプロジェクト管理ツールの導入などが解決策として考えられるだろう。

今後、AIやブロックチェーンなどの先端技術を活用したソリューション開発にも期待したい。両社の知見を活かし、より革新的なサービスの創出や、業界特化型のDXソリューションの開発などが実現すれば、競争力のさらなる向上につながるだろう。顧客企業のデジタル化ニーズの多様化に応じて、柔軟かつ迅速にサービスラインナップを拡充していくことが重要になると考えられる。