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パナソニックが環境配慮型ノンフロン冷蔵ショーケース5機種を発売、省エネ性とメンテナンス性を大幅に向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

パナソニックが環境配慮型ノンフロン冷蔵ショーケース5機種を発売、省エネ性とメンテナンス性を大幅に向上

PR TIMES より


記事の要約

  • パナソニックが自然冷媒使用の冷蔵ショーケース5機種発売
  • 省エネ性向上とメンテナンス作業の負荷軽減を実現
  • 店舗向け小型ショーケースのノンフロン化を推進

パナソニックの新型ノンフロン冷蔵ショーケースがもたらす環境配慮と効率化

パナソニック株式会社 コールドチェーンソリューションズ社は2024年10月より、自然冷媒(R600a)を使用したノンフロン内蔵型冷蔵ショーケース5機種の販売を開始する。これらの新製品は地球温暖化係数(GWP)3の自然冷媒R600a(イソブタン)を採用した環境配慮型ショーケースで、床置き箱型の左右スライド扉タイプとなっている。[1]

代表機種SMR-HZ99では、高効率コンプレッサーやDCファンモーター、Low-Eガラスの採用により、現行モデル比34.3%の年間消費電力量削減を実現した。また、デジタルコントローラーやドレン水強制蒸発方式、フィルター清掃が不要なワイヤーコンデンサー等を採用し、温度調整やドレン排水を本体前面での操作に変更することで、メンテナンス作業の負荷を大幅に軽減している。

パナソニックは今後も製品の省エネ化を進めるとともに、CO2冷媒(R744)やイソブタン冷媒(R600a)、プロパン冷媒(R290)などの自然冷媒を、製品の特性や大きさに応じて使い分けながら、店舗向け小型ショーケースのノンフロン化を積極的に推進していく方針だ。これにより、環境負荷の低減と店舗運営の効率化の両立を目指している。

新型ノンフロン冷蔵ショーケースの特長まとめ

自然冷媒採用 省エネ性向上 メンテナンス改善
主な特徴 R600a(イソブタン)使用 年間消費電力量34.3%削減 作業負荷の大幅軽減
環境への影響 GWP値3の低環境負荷 CO2排出量の削減 資源の効率的利用
採用技術 自然冷媒技術 高効率コンプレッサー、DCファンモーター デジタルコントローラー、ドレン水強制蒸発方式
ユーザーメリット 環境規制への対応 電気代の削減 管理コストの低減
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Low-Eガラスについて

Low-Eガラスとは、Low Emissivity(低放射)ガラスの略称で、ガラスの表面に特殊な金属膜(Low-E膜)をコーティングした高機能ガラスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 外気の熱を効果的に吸収・反射する能力
  • 可視光線は透過させつつ、赤外線を遮断する性質
  • 断熱性と省エネ性の両立が可能

パナソニックの新型ノンフロン冷蔵ショーケースにLow-Eガラスを採用したことで、外部からの熱の侵入を抑制し、冷却効率を高めることが可能になった。これにより、ショーケース内の温度を安定させつつ、消費電力量の削減を実現している。Low-Eガラスの使用は、省エネ性向上と商品の品質保持の両立に大きく貢献している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ノンフロン内蔵型冷蔵ショーケース5機種を発売 | パナソニックグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005918.000003442.html, (参照 24-10-01).

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