HiClub株式会社がGRAVITYの運営収益を寄付、認定NPO法人カタリバへ62万円超を贈呈

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

GRAVITYが運営収益の一部を寄付
認定NPO法人カタリバへ622,819円を寄付
やさしい世界の体現を目指す社会貢献活動

HiClub株式会社がGRAVITYの運営収益を寄付

HiClub株式会社は、やさしいSNS「GRAVITY(グラビティ)」の運営収益の一部を寄付する活動を開始し、第一弾として認定特定非営利法人カタリバへ総額622,819円を寄付したことを2024年10月1日に発表した。この寄付は「やさしい世界」の体現を目指す取り組みの一環であり、GRAVITYの利用者と共に社会貢献活動を展開する姿勢を示している。^[1]

寄付金の内訳は、「やさしいを拡散」プロジェクトによる102円と、GRAVITYチャリティスロットによる622,717円から構成されている。前者は公式Xアカウントの投稿リポスト数に応じた寄付であり、後者は特定期間の利益全額を寄付に充てるという画期的な取り組みだ。これらの活動を通じ、SNSの運営と社会貢献を融合させる新たなモデルを提示している。

HiClub株式会社は今後も継続的に様々な団体への寄付活動を展開する意向を示しており、ユーザーと共にやさしい社会の実現を目指すとしている。この取り組みは、企業の社会的責任（CSR）の新たな形として注目を集めるだろう。SNSプラットフォームを通じて、ユーザーの日常的な活動が直接的に社会貢献につながる仕組みを構築している点が特筆すべき特徴だ。

GRAVITYの寄付活動まとめ

項目	詳細
寄付金総額	622,819円
寄付先	認定特定非営利法人カタリバ
やさしいを拡散	102円（リポスト数×1円）
GRAVITYチャリティスロット	622,717円（期間中の利益100%）
実施期間	2024年8月9日～8月25日

認定特定非営利法人カタリバについて

認定特定非営利法人カタリバとは、子どもたちの未来を支援する教育NPO のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

2001年から活動を開始した教育支援団体
高校への出張授業プログラムを提供
被災地での学習支援や居場所提供を実施

カタリバは、環境に関わらず全ての10代が未来を自ら創造できる社会を目指している。2011年の東日本大震災以降は、被災地の子どもたちへの支援を拡大し、学びの場と居場所の提供に注力している。さらに、困窮世帯の子どもや外国ルーツの高校生、不登校児童・生徒など、様々な困難を抱える子どもたちへの支援活動を全国で展開しており、社会の変化に応じて柔軟に活動範囲を広げている。

GRAVITYの寄付活動に関する考察

GRAVITYの寄付活動は、SNSの利用者参加型の社会貢献モデルとして革新的だ。ユーザーの日常的なSNS利用が直接的に寄付につながる仕組みは、社会貢献への敷居を下げ、より多くの人々が気軽に参加できる環境を創出している。このアプローチは、若年層を中心とした社会貢献意識の向上と、実際の行動を促進する可能性を秘めている。

一方で、この種の活動が一過性のイベントで終わってしまう可能性も考えられる。持続可能な社会貢献モデルとして定着させるためには、ユーザーの継続的な参加を促す仕組みづくりが不可欠だ。例えば、寄付の使途や成果を定期的に報告する機能を実装したり、ユーザーが支援先や寄付方法を選択できるようにしたりすることで、より深い関与を促すことができるだろう。

今後、GRAVITYには寄付活動の透明性を高めるとともに、ユーザーとNPO団体との直接的な交流の場を提供することが期待される。SNSの特性を活かし、支援を必要とする人々の声を直接届けたり、支援活動のリアルタイムな進捗を共有したりすることで、より多くの人々の共感を得られるだろう。こうした取り組みを通じて、GRAVITYが単なるSNSを超えた、社会変革のプラットフォームへと進化することを期待したい。