ACTIAがOBD車検用スキャンツールBasic Oneを発売、2024年10月からの新制度に対応し自動車整備業界に新たなソリューションを提供

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

ACTIAがOBD車検用スキャンツール「Basic One」発売
2024年10月から義務化されるOBD車検に対応
Wifi機能付きとWifi機能無しの2種類を販売

ACTIAのOBD車検用スキャンツール「Basic One」発売

ACTIA Japan株式会社は、2024年10月から義務化されるOBD車検に対応したスキャンツール「Basic One」を2024年10月から販売開始すると発表した。ACTIAは世界的な車両通信インターフェース(VCI)メーカーであり、長年の診断機技術を活かして日本市場向けに本製品を開発している。^[1]

Basic Oneは、Wifi機能付きとWifi機能無しの2種類が用意されている。Wifi機能付きモデルの希望小売価格は72,000円(税別)で、Wifi機能無しモデルは50,000円(税別)となっている。両モデルとも3mのUSBケーブルが付属しており、パソコンとの接続が可能だ。

本製品は日本のOBD車検専用のスキャンツールであり、他の用途には使用できない。ACTIAは自動車技術総合機構の運営サーバーおよび専用アプリ「特定DTC照会アプリ」と連携し、自動車からの情報取得を可能にしている。これにより、2024年10月からの新しい車検制度に対応した検査が実施できるようになるだろう。

Basic Oneの仕様まとめ

	Basic One	Basic One Entry
Wifi機能	あり	なし
希望小売価格(税別)	72,000円	50,000円
USBケーブル	3m付属	3m付属
対応用途	日本のOBD車検専用	日本のOBD車検専用

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OBDについて

OBDとは「On Board Diagnostics」の略称で、車載式故障診断装置のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

車両の電子制御装置の状態を診断
故障コードの読み取りが可能
車検時の電子制御装置の検査に使用

2024年10月からの新しい車検制度では、OBDを使用した検査が義務付けられる。これにより、運転支援装置やABS、排気ガス装置などの電子制御装置の正常性を確認することが可能になる。ACTIAのBasic Oneは、この新制度に対応したスキャンツールとして、自動車整備業界に新たなソリューションを提供するものだ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「ACTIAからOBD車検用スキャンツール「Basic One」を2024年10月から販売開始 | ACTIA Japan 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000071887.html, (参照 24-10-05).

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