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エイベックスと博報堂が音声AR事業「SARF+」を開始、LDH LIVE-EXPOと連動しOsaka Metroで実施へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

エイベックスと博報堂が音声AR事業「SARF+」を開始、LDH LIVE-EXPOと連動しOsaka Metroで実施へ

PR TIMES より


記事の要約

  • エイベックスと博報堂が音声AR事業で連携
  • 新サービス「SARF+」の提供を開始
  • LDH LIVE-EXPO 2024と連動しOsaka Metroで実施

エイベックスと博報堂の音声AR事業「SARF+」が開始

エイベックス・アライアンス&パートナーズ株式会社と株式会社博報堂は、音声AR事業で連携し新サービス「SARF+(サーフプラス)」の本格的な提供を2024年10月8日に開始した。このサービスはIPを組み合わせた音声ARコンテンツの企画制作からマネタイズまで一貫した運用が可能となっている。エイベックスグループと博報堂グループの強みを組み合わせた統合的なサービスだ。[1]

第一弾として、2024年10月に開催される「LDH LIVE-EXPO 2024」と連動する形で導入される。Osaka Metroの駅に音声ARスポットを設置し、LDHアーティストのプレミアムな音声コンテンツ「LDH LIVE-EXPO SOUND STATION」を10月11日から10月27日までの期間限定で楽しむことができる。この施策を皮切りに、企業や自治体の集客・販促施策としてインバウンドや大規模施設への導入を進めていく予定だ。

SARF+では、これまでの音声ARコンテンツの制作に加え、コンテンツのマネタイズ(課金機能)や利用者情報の分析(マーケティング機能)、自社IPを起用したPR・イベントプロモーション、インバウンド施策などが可能となっている。さらに、様々なクリエイターとIPを組み合わせ、地域や大型施設を舞台とした大規模なフィールドエンタテインメントコンテンツの企画・制作も行っていく方針だ。

SARF+の主な機能まとめ

SARF SARF+
CMS機能
副音声(マルチチャンネル)機能
多言語化機能
合成音声機能
スタンプラリー機能
課金機能 -
利用者の情報分析 -
プロモーション連動 -
SARF公式サイトはこちら

音声ARについて

音声ARとは、位置情報と音声情報を組み合わせた音による拡張現実(AR)技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 特定の場所に紐づけた音声コンテンツを専用アプリから配信
  • GPSやビーコン等を使用して位置情報を取得
  • 多言語対応が可能

音声ARは、従来の視覚に依存したARと異なり、利用者の歩きスマホを誘引しない高い安全性が特徴だ。また、観光地や文化財などの景観を損なわないという利点もある。SARF+では、このような音声ARの特性を活かし、企業や自治体の課題解決に寄り添ったコンテンツの企画・制作から、マーケティングやマネタイズまで一気通貫で運用できる仕組みを提供している。

SARF+に関する考察

SARF+の登場は、音声ARの可能性を大きく広げる革新的な取り組みだ。特に、マネタイズ機能や利用者情報の分析機能の追加は、企業や自治体にとって非常に魅力的な要素となるだろう。これにより、音声ARを活用したマーケティング戦略の立案や、より効果的なコンテンツ制作が可能になると考えられる。

しかし、音声ARの普及に伴い、プライバシーの問題や過度な商業化の懸念も出てくる可能性がある。利用者の位置情報や行動データの取り扱いには十分な注意が必要だ。また、公共空間における音声ARの適切な利用ガイドラインの策定も今後の課題となるだろう。これらの問題に対しては、利用者のプライバシー保護を最優先とした設計や、地域社会との対話を通じた適切な運用ルールの確立が求められる。

今後、SARF+には、より高度な音声認識技術やAIを活用したパーソナライズ機能の追加が期待される。例えば、利用者の好みや行動パターンに応じて最適な音声コンテンツを提案する機能や、リアルタイムで周囲の環境に応じてコンテンツを変化させる機能などが考えられる。さらに、他のデジタル技術との連携により、より豊かな体験を提供できる可能性も秘めている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「エイベックス、博報堂と音声AR事業で連携IPを組み合わせた音声ARコンテンツの企画制作からマネタイズまで一貫した運用が可能な新サービス「SARF+」のサービスを開始 | エイベックス・エンタテインメント株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000264.000025862.html, (参照 24-10-11).

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