株式会社OneTerrace社がWSDBに認定日本語教育機関向け新成績評価機能を実装、2024年10月9日から無償提供開始

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

株式会社OneTerrace社がWSDBに認定日本語教育機関向け新成績評価機能を実装、2024年10月9日から無償提供開始

PR TIMES より


記事の要約

  • WSDBが認定日本語教育機関用新成績評価機能を実装
  • 2024年10月9日から無償で提供開始
  • 授業科目評価や成績証明書発行に対応

WSDBの認定日本語教育機関向け新機能リリース

株式会社OneTerrace社は国際学生管理システムWSDBに、認定日本語教育機関用の授業科目評価に対応した新成績評価機能を2024年10月9日にリリースした。この新機能は認定日本語教育機関制度に対応した成績評価を行い、求められている成績証明書を発行することが可能だ。WSDBは2018年の発売開始以来170校以上の日本語教育機関で利用されている実績がある。[1]

新機能の追加背景には2023年5月に制定された「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」があり、2024年4月から認定日本語教育機関制度が開始されたことが挙げられる。日本語教育機関の管轄が法務省から文部科学省に変わったことで、成績評価方法にも大きな変化が生じたのである。

OneTerrace社はこの変化に合わせたシステム修正を2023年から準備しており、EduTechJapan株式会社が公開している『認定日本語教育機関の評価に対するシステム対応の提言』に基づいてシステム開発を行った。WSDBは業界をリードするシステムとして、各教育機関の要望を聞きながら先行してシステム化を行うことで、新たな変化に伴う業務負担の軽減を実現している。

WSDBの新成績評価機能の概要

機能 詳細
授業科目の設定 認定日本語教育機関向けに最適化
授業シラバスの作成 認定制度に準拠した形式で作成可能
成績評価 授業科目ごとの評価に対応
成績証明書の発行 認定制度が求める形式で発行可能
対象ユーザー 認定日本語教育機関及び申請予定の教育機関
提供形態 既存ユーザーを含む全ユーザーに無償提供
WSDBの新機能の詳細はこちら

認定日本語教育機関制度について

認定日本語教育機関制度とは、2024年4月から開始された日本語教育機関の質を保証するための新しい制度のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 文部科学省による認定制度の導入
  • 統一された成績評価基準の設定
  • 授業科目ごとの詳細な評価の要求

この制度の導入により、日本語教育機関は従来の法務省による管理から文部科学省による認定制度へと移行することとなった。WSDBの新成績評価機能は、この制度変更に対応するために開発されたものであり、認定日本語教育機関として求められる詳細な成績評価と証明書発行を効率的に行うことが可能になっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「国際学生管理システムWSDBが、認定日本語教育機関用の授業科目評価に対応した、新成績評価機能を無償で実装 | 株式会社One Terraceのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000036579.html, (参照 24-10-11).
  2. 法務省. https://www.moj.go.jp/

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