三井倉庫ビジネスパートナーズが「なんでも書庫」を提供開始、紙と電子文書の一元管理でDX推進を加速

text: XEXEQ編集部
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記事の要約

三井倉庫ビジネスパートナーズが「なんでも書庫」を提供開始
紙文書と電子文書の一元管理でDX推進を支援
電子帳簿保存法に準拠し検索性の高い管理が可能

三井倉庫ビジネスパートナーズの新サービス「なんでも書庫」がDX推進を加速

三井倉庫ビジネスパートナーズ株式会社は2024年10月11日に紙文書と電子文書の一元管理を可能にする新サービス「なんでも書庫」の提供を開始した。このサービスは企業の情報文書管理における課題に対応するもので三井倉庫グループが長年培ってきた保管に対するノウハウを活かしている。セイコーソリューションズ株式会社が開発した電子契約ソリューション「かんたん電子契約」をサービス基盤として活用しているのだ。^[1]

「なんでも書庫」は電子帳簿保存法に準拠しており法的要件を満たしつつ検索性の高い管理が可能となっている。紙文書の保管においてはAI-OCRを活用した解析による全文テキスト化により電子文書との連携を強化している。また電子化をはじめとする三井倉庫ビジネスパートナーズのBPOサービスと組み合わせることで効率的な業務運営とコスト削減そして安全な文書管理を実現するのだ。

本サービスの特徴として紙と電子の文書を三井倉庫グループで一元保管し同一環境での閲覧が可能となっている。電子文書にタイムスタンプを押印しお預かりした日時での存在と非改ざんを証明する機能も備えている。さらに紙／電子の文書保管に対し電子契約の締結機能を付属で装備しており電子帳簿保存法に準拠した検索キーや自由な検索項目の追加指定が可能となっているのだ。

「なんでも書庫」の主な特徴まとめ

特徴	詳細
文書管理	紙と電子文書の一元保管、同一環境での閲覧が可能
セキュリティ	電子文書へのタイムスタンプ押印、存在と非改ざんの証明
機能	電子契約締結機能を付属で装備
検索性	電子帳簿保存法準拠の検索キー、自由な検索項目追加が可能
データ処理	AI-OCRによる紙文書の全文テキスト化、電子文書との連携強化

「なんでも書庫」の詳細はこちら

AI-OCRについて

AI-OCRとは人工知能（AI）技術を活用した光学文字認識（OCR）システムのことを指しており主な特徴として以下のような点が挙げられる。

高精度な文字認識能力
多様な文書フォーマットへの対応
機械学習による継続的な精度向上

「なんでも書庫」サービスではAI-OCRを活用して紙文書の解析による全文テキスト化を行っている。これにより電子文書との連携を強化し検索性の高い文書管理を実現している。AI-OCRの導入によって手書き文字や複雑なレイアウトの文書でも高精度にテキストデータ化することが可能となり業務効率の大幅な向上につながるのだ。