【CVE-2024-49225】WordPress用プラグインwppricing builder 1.5.0にXSS脆弱性が発見、情報取得や改ざんのリスクに警戒
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記事の要約
- wppricing builder 1.5.0にXSS脆弱性が存在
- 情報取得や改ざんのリスクが発生
- 深刻度はCVSS v3で5.4と評価
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wppricing builder 1.5.0のXSS脆弱性
swebdeveloperは、WordPress用プラグインwppricing builder 1.5.0およびそれ以前のバージョンにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在することを2024年10月18日に公開した。この脆弱性は【CVE-2024-49225】として識別されており、CVSSによる深刻度基本値は5.4と評価されている。[1]
NVDの評価によると、この脆弱性は攻撃元区分がネットワークで攻撃条件の複雑さは低いとされている。攻撃に必要な特権レベルは低く利用者の関与が必要とされており、影響の想定範囲には変更があるとされている。
機密性と完全性への影響はともに低く評価されており、可用性への影響はないとされている。影響を受けるシステムはwppricing builder 1.5.0およびそれ以前のバージョンであり、ユーザーには適切な対策の実施が推奨されている。
wppricing builderの脆弱性詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
脆弱性タイプ | クロスサイトスクリプティング(CWE-79) |
影響を受けるバージョン | wppricing builder 1.5.0以前 |
CVSSスコア | 5.4(警告) |
影響範囲 | 情報取得、情報改ざん |
必要な対応 | 最新バージョンへのアップデート |
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クロスサイトスクリプティングについて
クロスサイトスクリプティングとは、Webアプリケーションの脆弱性の一種であり、攻撃者が悪意のあるスクリプトを介してユーザーの環境で不正なコードを実行できる状態を指している。以下のような特徴がある。
- ユーザーのブラウザ上で不正なスクリプトが実行可能
- Cookieの窃取やセッションの乗っ取りのリスクがある
- Webサイトの表示内容の改ざんが可能
wppricing builder 1.5.0の脆弱性では、攻撃者がネットワークを介して特権レベルの低い状態でも攻撃を実行できる状態にある。この脆弱性を悪用された場合、ユーザーの情報が窃取される可能性があり、また情報の改ざんによってWebサイトの信頼性が損なわれる可能性がある。
wppricing builderの脆弱性に関する考察
WordPressプラグインの脆弱性は、サイト運営者にとって深刻な問題となる可能性が高く、早急な対応が求められる状況である。特にwppricing builderのような価格表示に関わるプラグインでは、価格情報の改ざんによって経済的な損失が発生する可能性があるため、運営者は常に最新のセキュリティ情報に注意を払う必要がある。
今後は同様の脆弱性を防ぐため、プラグイン開発者側でのセキュリティテストの強化や、定期的なコードレビューの実施が重要となってくるだろう。また、WordPressコミュニティ全体でセキュリティに関する知見を共有し、脆弱性の早期発見と対策の迅速な展開を実現する体制作りが求められる。
ユーザー側でもプラグインの選定時にセキュリティ面での評価を重視し、定期的なアップデートの確認や脆弱性情報のモニタリングを行うことが推奨される。特に決済や価格表示に関わるプラグインでは、より慎重な運用管理が必要となるだろう。
参考サイト
- ^ JVN. 「JVNDB-2024-010781 - JVN iPedia - 脆弱性対策情報データベース」. https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2024/JVNDB-2024-010781.html, (参照 24-10-23).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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