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イトーキが薬剤自動ピッキングシステムDAP with MediMonitorを開発、薬剤師の人手不足解消と過誤防止に貢献

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • イトーキが薬剤自動ピッキングシステムを2025年4月に発売
  • 省スペース設計と使いやすさを重視した新システム
  • 薬剤師の人手不足解消と過誤防止に貢献

イトーキとメディカルフィールズによる薬剤自動ピッキングシステムの共同開発

イトーキは2025年4月より、薬剤自動ピッキングシステム「DAP with MediMonitor」の発売を開始する予定だ。メディカルフィールズと共同開発したこのシステムは、薬剤の自動入出庫機能と監査支援システムを一体化することで、薬剤ピッキング業務の効率化と過誤防止を実現している。[1]

システムの特徴として、機器本体サイズ内に収めた入出庫口と作業スペースによって高い省スペース化を実現し、8つの入出庫口を備えることで複数の薬剤の同時監査が可能となった。AI学習機能により使用頻度の高い薬剤を入出庫口の近くに自動再配置することで、処理効率の向上を図っている。

医療用医薬品の品目数は1万3千程度存在し、地域によって薬剤師の人手不足が深刻化している現状がある。このシステムは経験の浅い方や機械が苦手なユーザーにも配慮した設計となっており、タブレットを活用した直感的な操作性を実現することで、業務効率の向上に寄与するだろう。

DAP with MediMonitorの製品仕様まとめ

項目 詳細
本体サイズ W2050×D850×H2050(基本ユニット)
搭載可能トレイ数 148トレイ(基本ユニット)
トレイサイズ W125×D250×H75(外寸)
電源 AC100V±10V(50/60Hz)
主要機能 AI学習機能、タブレット操作、8つの入出庫口
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レセプトコンピューターについて

レセプトコンピューターとは、診療報酬明細書を自動作成するためのシステムやソフトウェアのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 診療報酬の自動計算と請求書作成の効率化
  • 保険点数の自動更新による正確な請求処理
  • 患者情報や診療履歴の一元管理

薬剤自動ピッキングシステム「DAP with MediMonitor」では、レセプトコンピューターと連携することでデータ入力の手間を削減している。薬剤師がレセプトコンピューターにデータを入力するだけで、該当の薬剤トレイが自動で運搬され入出庫口から取り出すことが可能となり、業務効率の大幅な向上に貢献することだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「イトーキ、薬剤ピッキング業務の過誤防止と薬剤師の人手不足解消に貢献する調剤薬局向け薬剤自動ピッキングシステム「DAP with MediMonitor」を2025年4月より発売 | 株式会社イトーキのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000490.000032317.html, (参照 24-10-24).

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