DX

ディーエックス

公開：2024-10-25

クラウドハウス労務がトヨタ自動車の人事システムをクラウド化、85,000人規模のDX推進事例として展示会で公開

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• クラウドハウス労務がデジタル化・DX推進展に出展
• トヨタ自動車85,000人の人事システムをクラウド化
• 大手企業向け人事労務システムの導入事例を紹介

トヨタ自動車の人事システムにクラウドハウス労務を導入

株式会社Techouseは2024年11月7日から8日にかけて、管理部門の業務効率化・DX推進のための展示会「第4回デジタル化・DX推進展」への出展を発表した。トヨタ自動車が長年運用してきたスクラッチ開発の人事申請システムを刷新するにあたり、クラウドハウス労務が後継サービスとして選定されることとなったのだ。^[1]

クラウドハウス労務は人事部での申請書確認や人事給与システムへの再入力、紙管理などの業務を効率化する大企業向け人事労務クラウドシステムだ。従業員が迷わず使えるユーザーインターフェースによって申請ミスや問い合わせの負担も軽減されることになるだろう。

展示会では国内85,000人の従業員を抱えるトヨタ自動車のクラウド導入プロセスや、システム導入における操作性や画面レイアウト、高度な自動チェックロジックなどの機能をデモを交えて紹介する予定となっている。トヨタ自動車による解説動画の上映や、導入事例が掲載された日経ビジネス誌・日経コンピュータ誌の抜き刷り冊子の配布も行われるのだ。

デジタル化・DX推進展の開催概要まとめ

展示会の詳細はこちら

スクラッチ開発について

スクラッチ開発とは、既存のソフトウェアやフレームワークを使用せず、システムを一から独自に開発する手法のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 要件に合わせた柔軟なカスタマイズが可能
• 独自の仕様やセキュリティ要件に対応可能
• 保守や改修に専門知識が必要

トヨタ自動車では長年スクラッチ開発による人事申請システムを運用してきたが、クラウドサービスへの移行によって保守性や拡張性の向上が期待できる。クラウドハウス労務は大手企業の複雑な業務や既存システム連携に対応する独自のクラウドシステム構造を持つため、スクラッチ開発からの移行に適しているのだ。

クラウドハウス労務の導入に関する考察

クラウドハウス労務がトヨタ自動車の人事システムに採用されたことは、大企業におけるDX推進の重要なマイルストーンとなるだろう。従来のスクラッチ開発システムをクラウドサービスに移行することで、システムの保守性や拡張性が向上し、人事部門の業務効率化にも大きく貢献することが期待できる。

一方で、85,000人規模の大企業におけるシステム移行には、データの移行やユーザーの教育など多くの課題が存在する。システムの安定性や可用性を確保しながら、段階的な移行を進めることが重要になるだろう。

今後は人事システムのクラウド化にとどまらず、他の業務システムとの連携や、AIを活用した業務の自動化など、さらなる進化が期待される。大企業のDX推進における成功事例として、クラウドハウス労務の取り組みは注目に値するものとなるはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「『クラウドハウス労務』、「トヨタと挑む人事システムのクラウド化」をテーマに「デジタル化・DX推進展@大阪」に出展 | 株式会社Techouseのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000021371.html, (参照 24-10-25).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧