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公開：2024-10-25

Carstayが普通車のカーシェアサービスを発表、テント貸出との組み合わせでバンライフの普及を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Carstayがカーシェアの登録車両要件を拡大
• テント貸出可能な普通車も2025年1月から対象に
• 100台以上の仮登録を目指しサービス開始へ

Carstayの新規カーシェアサービス拡大計画

Carstay株式会社は車中泊仕様の車両以外でも登録可能な新たなカーシェアリングサービスを2024年10月23日に発表した。新サービスでは大人1人以上が宿泊できるテントの貸出しが可能な普通車の登録が可能となり、システム変更に伴い2025年1月からサービス開始となる予定だ。^[1]

新サービス開始にむけてCarstayは本日より個人オーナーやレンタカー事業者からの車両仮登録の受付を開始している。利用料金は1台あたり平均約15,000円／24時間でテントと車両のシェアリングが可能になる見込みで、サービス開始までに100台以上の仮登録を目標としているのだ。

さらにCarstayは説明会を3回開催することで新サービスの周知を図っており、キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービスに加え、バンライフ市場の更なる拡大を目指している。バンライフのプラットフォーム事業を展開するCarstayの挑戦に注目が集まるだろう。

Carstayの新規カーシェアサービスまとめ

Carstayの公式サイトはこちら

バンライフについて

バンライフとは、荷台スペースが広い車両を家やオフィスのように改装し、働く・遊ぶ・暮らしの拠点として活用するライフスタイルのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 車両を生活空間として活用可能
• 場所を選ばない自由な移動性
• アウトドアやレジャーとの親和性が高い

Carstayは2019年1月に車中泊スポットのスペースシェアを開始し、2020年6月にはキャンピングカーのカーシェアサービスを展開している。現在は約500台の車両が登録され6万人以上の会員を抱えており、2022年10月からはDIYスペースやキャンピングカーの製造・改造・修理を手掛けるMobi Lab事業も展開している。

Carstayの新規カーシェアサービスに関する考察

Carstayの新規カーシェアサービスは、キャンピングカーに限定されていた対象車両を普通車にまで拡大することで、より多くのユーザーがバンライフを体験できる機会を提供している。特にテントとの組み合わせにより、キャンピングカーほどの初期投資なしでアウトドア体験が可能になることは、バンライフの裾野を広げる効果が期待できるだろう。

一方で、普通車の登録拡大に伴い、車両の品質管理やテントの保守点検など、新たな運営上の課題が生じる可能性がある。Carstayには既存のキャンピングカーシェアで培ったノウハウを活かしつつ、普通車特有の課題に対応できる体制づくりが求められるだろう。

アウトドア市場の拡大が続く中、車両とテントを組み合わせた新しいシェアリングモデルは、従来のレンタカーやキャンプ用品レンタルとは異なる価値を提供している。今後は地域との連携強化や季節に応じたプロモーション展開など、より多角的なアプローチでバンライフの普及を推進することが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Carstay、カーシェア登録車両を拡大適用 | Carstay株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000131.000037615.html, (参照 24-10-25).

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