iOS 18発表、カスタマイズ性が向上しAIアシスタント「Apple Intelligence」を新搭載

text: XEXEQ編集部

iOS 18に関する記事の要約

iOS 18でカスタマイズ性が大幅に向上、ホーム画面やロック画面のレイアウトを自由に変更可能に
写真アプリが再設計され、シンプルな1つのビューとコレクション機能でブラウズしやすく
パーソナルインテリジェンスシステム「Apple Intelligence」が導入、AIによる支援機能が強化
iMessageに新テキストエフェクトとTapback機能、衛星通信経由のメッセージ送受信にも対応
メールの受信ボックス管理が改善、パスワードアプリも新たに追加

iOS 18はカスタマイズ性が大幅に向上、ホーム画面のレイアウト変更やロック画面のボタンをカスタマイズ可能に

iOS 18ではホーム画面のカスタマイズ性が大幅に向上し、ユーザーはアプリやウィジェットを自由に配置できるように。さらに、ダークモードや色合いエフェクトでアプリアイコンやウィジェットの外観を変更し、自分好みの見た目にすることも可能だ。^[1]

ロック画面の下部にあるボタンのカスタマイズにも対応し、controls galleryから好みのコントロールを選択して配置できる。iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxではアクションボタンを使って、選択したコントロールをすばやく起動できるようになった。

コントロールセンターも再設計され、よく使う機能へのアクセスがしやすくなっている。メディアの再生やホームのコントロールなどをグループ化し、スワイプで切り替えられる。他社製アプリのコントロールの追加にも対応し、車の鍵の操作やSNSへの投稿などを一つの場所でできるようになった。

写真アプリが大幅改善、自動整理された1つのビューとコレクション機能で思い出を簡単に振り返れるように

写真アプリが大幅に再設計され、シンプルになった1つのビューで写真をブラウズできるようになった。おなじみのグリッド表示に加え、新しいコレクション機能でテーマごとに写真を自動で整理。ユーザーが設定を変更することで、自分にとって大切な思い出を優先的に表示できる。

また、新しいカルーセル表示機能により、お気に入りの人物やペット、思い出の場所などを自動でピックアップ。写真の自動再生機能とあわせて、ライブラリを生き生きと楽しく振り返れるようになった。

写真の整理方法やカルーセル表示の内容は、ユーザーごとにカスタマイズ可能。自分にとって最適な写真アプリの使い方を見つけられるよう、柔軟な設定が用意されている。膨大な写真ライブラリの中から思い出を探すのがこれまでになく簡単になるだろう。

iOS 18に関する考察

iOS 18では多彩な新機能が盛り込まれているが、ユーザーのプライバシーへの配慮が十分かどうかは注意が必要だ。特にApple Intelligenceによる情報処理については、個人データの取り扱いについて慎重な運用が求められる。透明性の高い説明とユーザーによるコントロールの仕組みが重要だろう。

今後に期待したい機能としては、写真アプリとApple Intelligenceの連携だ。写真に写った人物や場所、シーンなどをAIが解析し、関連する思い出を自動で提示してくれるような仕組みがあると便利だろう。また、iMessageの衛星通信は災害時などの緊急連絡手段として重要な役割を果たすことになりそうだ。

また、iOS 18の新機能を活用した革新的なアプリ開発の可能性が広がりそうだ。ホーム画面のカスタマイズ性向上により、これまでにない UI/UX デザインが実現できるかもしれない。Apple Intelligenceを応用することで、ユーザー一人ひとりに最適化された機能を持つアプリも登場するだろう。iOS 18がもたらす技術的進歩に早くも心躍る。