セキュリティ

SECURITY

公開：2024-10-25

スリーシェイクがDISとSecurifyのディストリビューター契約を締結、全国19,000社への展開でセキュリティ対策の普及を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• スリーシェイクがDISとSecurifyのディストリビューター契約を締結
• 全国約19,000社の販売パートナーでSecurifyの取り扱いを開始
• 2024年11月28日にオンラインセミナーを共催予定

セキュリティツールSecurifyの販売網が拡大

スリーシェイクは国内最大級のディストリビューターであるダイワボウ情報システムとSecurifyのディストリビューター契約を2024年10月24日に締結した。デジタル化が進む中でサイバーセキュリティの重要性が高まっており、迅速かつ効果的なセキュリティ対策の強化が求められている背景から販路の拡充を図る判断に至った。^[1]

Securifyは4つの主要機能を提供しており、IT資産の棚卸しと脆弱性診断を通じたリスク評価のサイクルを可能にするセキュリティツールだ。ASM、Webアプリケーション診断、SaaS診断、WordPress診断の各機能によって持続可能なセキュリティ対策を実現している。

スリーシェイクとDISは2024年11月28日にオンラインセミナーを共催し、企業で対策が遅れがちな脆弱性診断について解説する予定だ。セミナーでは企業を取り巻く課題やツールを用いた内製化の施策について具体的な説明が行われるだろう。

Securifyの主要機能まとめ

Securifyの詳細はこちら

脆弱性診断について

脆弱性診断とは、システムやアプリケーションに存在する潜在的な脆弱性を特定し、評価するプロセスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• セキュリティホールやバグの検出が可能
• リスクの定量的な評価を実現
• 継続的なモニタリングによる予防的対策

Securifyが提供する脆弱性診断機能は、IT資産の棚卸しからリスク評価までの一連のプロセスを自動化することで、企業のセキュリティ対策を効率化している。WordPressサイトやWebアプリケーション、SaaSサービスなど、多岐にわたる診断機能によって包括的なセキュリティ対策を実現することが可能だ。

Securifyのディストリビューター契約に関する考察

スリーシェイクとDISのディストリビューター契約締結は、セキュリティ対策の普及という観点で重要な意味を持つ。DISの全国約19,000社の販売パートナーネットワークを通じてSecurifyの提供が可能になることで、中小企業を含む幅広い層へのセキュリティ対策の展開が期待できるだろう。

一方で、急速な販路拡大に伴う導入支援やサポート体制の整備が課題となる可能性がある。多くの企業がセキュリティ対策の必要性を認識しつつも、具体的な実装や運用面での課題を抱えているため、きめ細かな支援体制の構築が重要になってくるだろう。

さらに、今後はAIやクラウドネイティブ環境への対応など、新たな技術トレンドに合わせた機能拡充も求められる。セキュリティ脅威の進化に合わせて、診断機能の高度化や自動化の範囲拡大など、継続的な製品開発が必要になると考えられる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「スリーシェイク、ダイワボウ情報システムと「Securify」のディストリビューター契約を締結 | 株式会社スリーシェイクのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000258.000024873.html, (参照 24-10-25).

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