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HENNGE Access Control APIがReckonerに対応、ノーコードでSaaS間のID管理とデータ連携の自動化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

HENNGE Access Control APIがReckonerに対応、ノーコードでSaaS間のID管理とデータ連携の自動化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • HENNGE OneのAccess Control APIにReckonerが対応
  • ノーコードでSaaS間のデータ連携が可能に
  • ID管理業務の効率化とワークフロー自動化を実現

HENNGE Access Control APIとReckonerの連携

HENNGE株式会社は、クラウドセキュリティサービスHENNGE Oneが公開しているHENNGE Access Control APIに、株式会社スリーシェイクが提供するクラウド型データ連携ツールReckonerが対応したことを2024年10月29日に発表した。HENNGE Access ControlはIDaaS機能として提供されており、2023年6月からユーザー情報を外部システムと連携できるAPIの公開を開始している。[1]

Reckonerは、データの集約・加工・連携をノーコードで実行できるクラウドサービスとして開発されており、ブロックを繋げるようなシンプルなマウス操作でデータ連携を実現することができる。複数のSaaSを利用する企業において、アカウント情報の管理負担を大幅に軽減することが可能になるだろう。

HENNGE Access Control APIとReckonerの連携により、人事システムと連動したID管理の自動実行やワークフローでの承認をトリガーにしたデバイス証明書の自動発行が可能になった。企業がテクノロジーを活用できる環境の整備を支援することで、企業理念である「テクノロジーの解放」の実現を目指している。

HENNGE Access Control APIとReckonerの連携機能まとめ

項目 詳細
主な機能 ノーコードでのデータ連携、ID管理の自動化
対象サービス HENNGE One、Reckoner、100種以上のSaaS
連携可能データ ユーザー情報、アカウント情報、デバイス証明書
主なメリット 業務効率化、シームレスな連携、運用負担軽減
Reckonerの詳細はこちら

IDaaSについて

IDaaSとは、Identity as a Serviceの略称で、クラウドベースのID管理・認証サービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • クラウド型のID管理プラットフォーム
  • 複数のSaaSに対するシングルサインオン
  • ユーザー認証とアクセス制御の一元管理

IDaaSはHENNGE Oneの重要な機能として提供されており、HENNGE Access Control APIを通じて外部システムとの連携が可能になっている。ReckonerとIDaaSの連携により、企業は人事システムと連動したID管理の自動化や、ワークフローと連携したデバイス証明書の発行など、より効率的なユーザー管理を実現できるようになった。

HENNGE Access Control APIとReckonerの連携に関する考察

HENNGE Access Control APIとReckonerの連携は、企業のDX推進において重要な一歩となるだろう。特にノーコードでの操作が可能になることで、技術的な知識がなくても複雑なワークフローの自動化が実現でき、業務効率の大幅な向上が期待できる。しかし、多くのSaaSを連携させることによるセキュリティリスクの増大も懸念される。

今後の課題として、より多くのSaaSとの連携拡大やセキュリティ機能の強化が必要になってくるだろう。特にゼロトラストセキュリティの観点から、アクセス制御の粒度を細かく設定できる機能や、異常検知の仕組みの実装が求められる。データの整合性を保ちながら、よりスムーズな連携を実現することが重要だ。

また、AIML技術の活用によって、ユーザーの行動パターンを分析し、より柔軟なアクセス制御を実現することも期待される。さらに、ブロックチェーン技術を活用した分散型ID管理システムとの連携など、新たな技術との統合も視野に入れるべきだろう。将来的には、より包括的なID管理ソリューションへと発展することが望まれる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「HENNGE Access Control APIに、データ連携ツール「Reckoner」が対応〜SaaS間の連携によりワークフローを効率化 | HENNGE株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000007098.html, (参照 24-10-30).

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