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公開：2024-10-30

TISが商談管理SaaS「SalesMAPs」を提供開始、AIによる複合感情分析で営業プロセスを効率化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• TISがAI活用の商談管理SaaS「SalesMAPs」を提供開始
• 複合感情分析技術で顧客の反応を自動分析し可視化
• 営業管理者の商談結果収集の効率化を実現

TISの商談管理SaaS「SalesMAPs」が商談結果の自動分析を実現

TIS株式会社は営業担当者と取引先のオンライン商談を自動で記録・分析するSaaS型サービス「SalesMAPs」を2024年10月29日より提供開始した。複合感情分析技術を活用して取引先の反応を可視化し、営業管理者へ自動連携することで担当者と管理者双方の報告業務の効率化を図っている。^[1]

TISが実施した約200社の営業組織に対する調査によると、営業管理者の9割が商談結果の収集・管理に多くの時間や労力がかかることを課題として認識していることが明らかになった。営業担当者の主観が入り込むことで営業効率化や生産性向上につながらないという課題も存在しているのである。

「SalesMAPs」は会議参加者の表情・音声・発言内容の3点から感情を分析し、実際の営業時の感覚に合うよう重み付けを調整して分析結果を出力する技術を採用している。Microsoft TeamsやZoomに対応しており、2024年度中にはGoogle Meetや対面商談への対応も予定されているのだ。

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複合感情分析技術について

複合感情分析技術とは、AIを活用して会議参加者の感情を多角的に分析する技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 表情・音声・発言内容の3要素から感情を分析
• 各要素に重み付けを行い総合的な分析を実施
• 実際の営業時の感覚に即した分析結果を提供

TISが特許を取得したこの技術により、営業担当者の主観に頼らない客観的な商談評価が可能となった。複合感情分析技術を活用することで、取引先の反応を正確に把握し、より効果的な営業戦略の立案や進捗管理を実現することができるのである。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「TIS、商談結果を自動で収集・分析・管理する「SalesMAPs」を提供開始 | ＴＩＳ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001659.000011650.html, (参照 24-10-30).
2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp
3. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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