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公開：2024-08-01

JBSがCopilot for Microsoft 365向けeラーニングを提供、AvePoint Curriculaをプラットフォームに採用し学習効果を最大化

text: XEXEQ編集部

記事の要約

• JBSがCopilot for Microsoft 365向けeラーニングを提供
• AvePoint CurriculaがLMSプラットフォームとして採用
• 4つの編成で約10時間の学習コンテンツを提供

JBSのCopilot for Microsoft 365向けeラーニングサービスの詳細

日本ビジネスシステムズ株式会社（JBS）は、Microsoft Copilot for Microsoft 365の利用者向けに「Copilot for Microsoft 365向けeラーニング」をリリースした。このeラーニングサービスは、AvePoint Japan株式会社の学習管理システム「AvePoint Curricula」をプラットフォームとして採用している。JBSはAvePointとの長年のパートナーシップや、LMSとしての機能性を評価し、このプラットフォームを選定したのだ。^[1]

「Copilot for Microsoft 365向けeラーニング」は、Copilot for Microsoft 365を導入した企業の全利用者を対象としており、「基礎編」「活用編」「プロンプト編」「Copilot Studio編」の4つの編成で構成されている。各編は10-20分の動画とテキストで構成され、利用者は約10時間の学習で基礎から具体的な活用法までを網羅的に学習できる仕組みになっている。

このサービスの特徴として、業務管理者が社内利用者の学習達成率を把握できる機能が備わっている点が挙げられる。これにより、企業全体でのCopilot for Microsoft 365の効果的な活用を促進し、生産性向上に貢献することが期待される。AvePointとJBSは、このサービスを通じて顧客がCopilot for Microsoft 365を積極的に活用し、長期的に安全に運用できる環境の提供を目指している。

学習管理システム（LMS）について

学習管理システム（LMS）とは、eラーニングの実施や学習進捗の管理を行うためのプラットフォームのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 学習コンテンツの配信と管理が可能
• 学習者の進捗状況や成績を追跡・分析できる
• コミュニケーション機能を通じて学習者と講師の交流を促進

LMSは、企業や教育機関において効率的な学習環境を提供するために不可欠なツールとなっている。特にAvePoint Curriculaのような最新のLMSは、Microsoft 365との連携機能や柔軟なカスタマイズ性を備えており、組織のニーズに合わせた学習プログラムの構築を可能にしている。これにより、従業員のスキル向上や新技術の導入をスムーズに進めることができるのだ。

Copilot for Microsoft 365向けeラーニングに関する考察

Copilot for Microsoft 365向けeラーニングの導入により、企業内でのAI活用が加速する可能性が高いが、同時にAIへの過度の依存や誤った使用法による生産性低下などの問題が起こる可能性もある。そのため、今後はAIの適切な使用方法や倫理的な側面に関する教育コンテンツの追加が望まれる。また、個々の業界や職種に特化したカスタマイズ可能な学習モジュールの提供も、より効果的な学習につながるだろう。

新機能としては、AIによる学習者の理解度分析と個別最適化された学習パスの提案機能の追加が期待される。これにより、各学習者の強みや弱みに応じた効率的な学習が可能となり、学習効果の向上につながると考えられる。さらに、実際の業務シナリオに基づいたインタラクティブな演習や、他の学習者との協調学習機能の実装も、学習内容の定着に有効だろう。

今後、Copilot for Microsoft 365の機能が拡張されるにつれ、eラーニングコンテンツも迅速に更新される必要がある。そのため、JBSとAvePointには、最新のAI技術動向を常に把握し、学習内容に反映させる体制の構築が求められる。同時に、ユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れ、実際の業務ニーズに即した実践的なコンテンツの開発と提供が、このeラーニングサービスの長期的な成功の鍵となるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「JBSの「Copilot for Microsoft 365向けeラーニング」のプラットフォームとして学習管理システム「AvePoint Curricula」を採用 | AvePoint Japan株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000082266.html, (参照 24-08-01).
2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

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