Bot Expressがスマホ市役所の新機能AI Optionを公開、自治体向け無償モニター募集で全国展開へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

Bot Expressがスマホ市役所の新機能「AI Option」を公開
AIによる料金計算や該当制度判定が可能に
自治体向けに無償提供のモニター募集を開始

Bot ExpressのAI Option公開によってスマホ市役所の機能が拡張

株式会社Bot Expressは、スマホ市役所GovTech Expressの新機能としてAI Optionを2024年10月31日に公開した。AI Optionは生成AIを用いたQ&A機能に加え、トークでの申請・予約機能の中でAIが利用でき、料金計算や該当制度の判定などが可能になっている。^[1]

GovTech Expressは日本政府が求めるセキュリティ要求を満たしているクラウドサービス評価登録制度ISMAPに登録されたSalesforceをプラットフォームとしている。LINEから入力したデータはSalesforceのシステムに保存され、LINE上には個人情報や機微な情報が保存されない仕組みが採用されているのだ。

AI Optionモニターでは、規約に同意した自治体を対象に機能を無償で提供する取り組みを開始した。この取り組みでは、AIを活用したデジタル化を日本全国の自治体で試験的に導入することが可能になり、モニター上限は設定されていない形で展開される。

AI Optionの主な機能まとめ

項目	詳細
基本機能	Q&A機能、トークでの申請・予約機能でのAI活用
実行可能な処理	料金計算、該当制度判定、アンケート分析、手続き方法案内
セキュリティ対策	ISMAP登録クラウドのSalesforceに個人情報を保存
モニター条件	AI Option規約への同意、積極的な検証、広報活動への協力

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ISMAPについて

ISMAPとは、Information system Security Management and Assessment Programの略称で、日本政府が求めるセキュリティ要求を満たしているクラウドサービスを評価・登録する制度のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

政府が認定するクラウドサービスの評価基準
セキュリティ要件の標準化と透明性の確保
政府機関での利用を前提とした信頼性の担保

Bot ExpressのGovTech ExpressではISMAP登録クラウドであるSalesforceをプラットフォームとして採用している。個人情報や機微情報の取り扱いにおいて、LINE上には保存せずISMAP認証を受けたSalesforceのシステムに保存する仕組みによって、高度なセキュリティを実現するのだ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「Bot Express、スマホ市役所の新機能「AI Option」を公開。住民だけではなく、自治体職員にとっても説明書不要なITへ | 株式会社Bot Expressのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000101.000096169.html, (参照 24-11-01).

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