明治HD、森永製菓など8社がside project第5期に参画、業務時間20%活用で人材育成を促進
PR TIMES より
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記事の要約
- 明治HDなど8社がside project第5期に参画
- 業務時間20%をベンチャー企業での業務に活用
- 48名が2025年1月から3か月間プログラムに参加
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大手企業8社のside project第5期参画によるキャリア開発促進
ローンディール社は業務時間の20%をベンチャー企業での業務に充てる研修プログラム「side project」の第5期参加企業を2024年11月1日に発表した。明治ホールディングス、森永製菓他1社が新規導入し、IHI、KDDI、J:COM、テレビ朝日、日本郵便が継続して導入することが決定している。[1]
参加企業からの48名は10月に事前研修を終え、11月からベンチャー企業との面談を開始する予定となっている。面談でベンチャー企業と業務内容の合意に達した参加者は、2025年1月から3か月間にわたり業務時間の20%を活用してベンチャー企業での業務を実践することになるだろう。
ローンディールは「side project」を通じて人材の流動性を高め、個人のキャリア自律を促進することを目指している。また現在、2025年5月から7月の3か月間で実施される第6期の参加企業も募集中であり、産業全体のダイナミズム推進に向けた取り組みを強化している。
side project第5期参加企業まとめ
企業名 | 導入区分 | 導入目的 |
---|---|---|
明治ホールディングス | 新規 | 社員の挑戦・自律促進、イノベーション創出 |
森永製菓 | 新規 | 創造と変革に取り組める人材育成 |
IHI | 継続 | 継続的な人材育成 |
KDDI | 継続 | 継続的な人材育成 |
J:COM | 継続 | 継続的な人材育成 |
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キャリア自律について
キャリア自律とは、個人が主体的に自身のキャリアを設計し、必要なスキルや経験を獲得していく考え方のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 自身のキャリアに対する主体的な意思決定
- 継続的な学習と成長への意欲
- 多様な経験を通じた能力開発
ローンディールのside projectは、参加者が業務時間の20%をベンチャー企業での業務に充てることで、新たな視点や経験を得る機会を提供している。このプログラムを通じて、参加者は従来の業務領域を超えた経験を積むことができ、キャリア自律の実現に向けた実践的なステップとなっている。
side projectプログラムに関する考察
side projectプログラムの最大の利点は、大手企業の社員がベンチャー企業で実務経験を積めることにより、イノベーティブな思考や機動的な業務遂行能力を習得できる点にある。特に業務時間の20%という明確な時間枠を設定することで、本来の業務とのバランスを保ちながら新しい経験を積むことが可能となっている。
一方で、プログラムの実効性を高めるためには、参加者の選考基準やマッチング方法の最適化が課題となる可能性がある。ベンチャー企業側の受け入れ体制や、参加者の期待値とのミスマッチを防ぐための仕組みづくりが今後の重要なポイントとなるだろう。
将来的には、プログラムを通じて得られた知見や経験を、参加者の所属企業でどのように活用・展開していくかが重要になってくる。特に組織全体のイノベーション創出につながる仕組みづくりや、参加者が学んだことを社内で共有・実践できる環境整備が求められている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「明治ホールディングス、森永製菓など計8社が、業務時間の20%を活用した越境プログラム「side project」第5期に参画! | 株式会社ローンディールのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000125.000015387.html, (参照 24-11-02).
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