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公開：2024-11-02

アイティフォーがAgent Hubを発表、法律事務所と金融機関の債務整理業務をデジタル化しペーパーレスを実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アイティフォーが債務整理デジタルプラットフォームを発表
• 法律事務所と金融機関の業務効率化を実現
• 2025年1月からAgent Hubのサービス開始予定

アイティフォーのAgent Hubによるデジタル化推進

アイティフォーは債権回収業務のデジタル化を推進するため、法律事務所と金融機関の債務整理業務をデジタルに仲介するSaaS型プラットフォーム「Agent Hub」を2024年11月1日に発表した。Agent Hubは受任連絡や債権届・取引履歴提出といった業務をデジタル化することで業務効率化を実現し、特許（第7538978号）を取得している。^[1]

アイティフォーは地方銀行における債権管理システムで70%超のシェアを誇り、年間数十万件発生する債務整理業務の効率化に着目してAgent Hubの開発を決定した。今後の民事裁判手続きのIT化への動きにも対応し、金融機関と法律事務所の双方からのニーズに応える新サービスとなっている。

Agent Hubは法律事務所と金融機関の間で発生する受任通知や債権届などの業務をデジタル化することで、郵送やFAXによる従来の手続きを刷新する。ワークフローによる進捗管理機能や債権管理システムとの連携により、業務の自動化とペーパーレス化を同時に実現している。

Agent Hubの機能まとめ

アイティフォーの公式サイトはこちら

SaaS型プラットフォームについて

SaaS型プラットフォームとは、インターネットを通じてソフトウェアを提供するサービス形態のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• インターネット経由でアクセス可能な環境を実現
• サーバーやインフラの運用管理が不要
• 利用状況に応じた柔軟なスケーリングが可能

Agent Hubは AWS上にあるアイティフォーのプライベートクラウドIPaCを基盤としたSaaS型プラットフォームとして提供される。端末認証などのセキュリティ対策を施しており、Microsoft EdgeやChromeブラウザから安全にアクセスできるほか、API接続にも対応している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「アイティフォー、回収DX化の範囲を拡大！債務整理デジタルプラットフォーム「Agent Hub（エージェント・ハブ）」のサービス提供を決定 | 株式会社アイティフォーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000060050.html, (参照 24-11-02).
2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

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