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アユートがSENDY AUDIOの平面駆動型ヘッドフォンAivaを20台限定発売、ゼブラウッド採用の高級モデルが登場

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • アユートがSENDY AUDIOの平面駆動型ヘッドフォン「Aiva」を発売
  • 11月6日より直販サイト「アキハバラe市場」にて20台限定販売
  • 価格は69,300円でゼブラウッド採用の高級モデル

SENDY AUDIOの平面駆動型ヘッドフォン最新モデル

アユートは天然無垢材のゼブラウッドを採用したSENDY AUDIOブランドの平面駆動型ヘッドフォン「Aiva」を2024年11月6日より発売することを発表した。アキハバラe市場での20台限定販売となり、価格は69,300円に設定されている。[1]

Aivaは3年半にわたる研究開発の末に誕生したSENDY AUDIOブランド第1弾のオープン型Hi-Fiヘッドフォンとなっている。97mm×76mmサイズのプラナーマグネティックドライバーを搭載し、3μm厚の超薄型複合膜振動板によって高い解像度と広いダイナミックレンジを実現した。

ヘッドバンドには高級スエードを使用し、イヤーパッドにはハイプロテインレザーとメモリーフォーム、ベルベット生地を組み合わせている。ケーブルには約1.6mの6N OCC 4芯リッツ線を採用し、4.4mmバランスプラグと3.5mm変換プラグを付属した。

Aivaの主な仕様まとめ

項目 詳細
型式 プラナーマグネティック型オープン型
ドライバーサイズ 97×76mm
振動板 3μm厚超薄型複合膜
インピーダンス 32Ω
再生周波数帯域 20 - 40,000 Hz
感度 98dB

プラナーマグネティックドライバーについて

プラナーマグネティックドライバーとは、薄い振動板の両側に配置された磁石によって音を出力する平面磁界型ドライバーのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 超薄型の振動板による高速なレスポンス
  • 広い面積による豊かな音場表現
  • 歪みの少ない正確な音響再生

Aivaに搭載されているプラナーマグネティックドライバーは、3μm厚という極めて薄い振動板とダブルマグネットの組み合わせによって、高い解像度と広いダイナミックレンジを実現している。97mm×76mmという大型サイズを活かし、タイトで深いサブベース再生が可能となっている。

Aivaに関する考察

高級無垢材のゼブラウッドとプラナーマグネティックドライバーの組み合わせは、音響特性と美的価値の両立を図る意欲的な試みとなっている。特に3μm厚という極薄の振動板技術は、高解像度サウンドの実現に大きく貢献することが期待できるだろう。

一方で20台限定という少量生産は、高品質な天然材料の調達や複雑な製造工程に起因する制約となっている。今後は生産効率の向上とコストダウンを両立させながら、より多くのオーディオファンに製品を届けることが課題となるだろう。

SENDY AUDIOブランドの第1弾製品として、Aivaはハイエンドオーディオ市場での存在感を示すことに成功している。今後は同社の木材加工技術とドライバー技術をさらに進化させ、より幅広い価格帯での製品展開が期待される。

参考サイト

  1. ^ 株式会社アユート. 「Aiva|SENDY AUDIO|株式会社アユート PCパーツ・VR・オーディオ等周辺機器 総合代理店」. https://www.aiuto-jp.co.jp/products/product_5318.php, (参照 24-11-07).

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