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SKTがONYX InternationalのBOOX Note Air4 Cを発売、Android 13搭載で性能が大幅に向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • SKTがBOOX Note Air4 Cを8万7,800円で発売
  • Android 13搭載の10.3型カラー電子ペーパー
  • CPU性能が50%向上しメモリも6GBに増加

ONYX InternationalのBOOX Note Air4 C発売

SKTは、ONYX International製のAndroid 13搭載10.3型カラー電子ペーパー端末「BOOX Note Air4 C」を2024年11月8日に発売した。従来モデルのBOOX Note Air3 Cと比較してCPU性能が50%向上し、メモリ容量も4GBから6GBへと大幅に増強されている。[1]

電子ペーパーディスプレイには最新のE Ink Kaleido 3を採用しており、白黒表示時は2,480×1,860ドット、カラー表示時は1,240×930ドットの解像度を実現している。独自技術のBOOX Super Refresh Technologyにより電子ペーパー特有の残像感を大幅に軽減している。

付属のPen Plusスタイラスは4,096段階の筆圧レベルに対応しており、紙のような書き心地を実現している。本体サイズは226×193×5.8mmで重量は420gと携帯性にも優れ、3,700mAhのリチウムポリマーバッテリーを内蔵している。

BOOX Note Air4 Cの主な仕様

項目 詳細
CPU Qualcomm 8コア
メモリ 6GB LPDDR4X
ストレージ 64GB UFS2.2
ディスプレイ 10.3インチ Kaleido 3 (4096色) Carta1200
解像度 2480×1860 (白黒300ppi) / 1240×930 (カラー150ppi)
バッテリー 3700mAh リチウムポリマー

Kaleido 3について

Kaleido 3は、E Ink社が開発した最新のカラー電子ペーパーディスプレイ技術である。従来のモノクロ電子ペーパーの特徴を維持しながら、以下のような特長を持っている。

  • 4,096色のカラー表示が可能
  • 高いリフレッシュレートでスムーズな表示
  • 目に優しい自然な色合いを実現

BOOX Note Air4 Cに搭載されたKaleido 3は、白黒表示時に300ppi、カラー表示時に150ppiの解像度を実現している。独自のBSRテクノロジーと組み合わせることで、電子ペーパー特有の残像を軽減し、より快適な視認性を提供することが可能となっている。

BOOX Note Air4 Cに関する考察

BOOX Note Air4 CのCPU性能とメモリの向上は、電子ペーパー端末の用途拡大に大きな影響を与えることが予想される。特にAndroid 13の採用により、より多くのアプリケーションが快適に動作するようになり、ビジネスや教育現場での活用の幅が広がるだろう。

一方で、カラー電子ペーパーの解像度はまだ改善の余地があり、特にカラー表示時の150ppiという解像度は写真や図表の表示には十分とは言えない状況だ。将来的にはカラー表示時の解像度向上が期待されるが、現時点では用途を考慮した使い分けが必要となるだろう。

BSRテクノロジーによる残像軽減は電子ペーパーの弱点を補完する重要な機能である。今後はさらなる表示性能の向上と、バッテリー効率の最適化が進むことで、より実用的なカラー電子ペーパー端末として進化することが期待される。

参考サイト

  1. ^ SKTNETSHOP. 「NoteAir4C 10.3インチ カラー電子ペーパー Androidタブレット」. https://sktnetshop.com/products/noteair4c, (参照 24-11-09).

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