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公開：2024-11-13

ライツテックが画像・動画の悪用を監視・削除するbeMEをリリース、AIによる24時間体制で個人情報を保護

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ライツテックがAI監視サービスbeMEを提供開始
• 悪質サイトから画像・動画を24時間体制で監視し削除
• 1ヶ月間の無償お試し期間を実施中

beMEによる悪質サイト監視と削除支援

ライツテック株式会社は、AIを活用した24時間監視サービス「beME」を2024年11月12日にリリースした。beMEは悪質なサイトから画像・動画を監視し即時削除を支援するサービスで、インターネット上の誹謗中傷やプライバシー侵害から利用者を保護する機能を提供している。^[1]

独自調査によると、送信した画像が許可なくSNSやWEBサイトに投稿されていた経験を持つユーザーが24.6%に達しており、まだ経験はないものの心配だと回答したユーザーも21%存在することが判明した。beMEはこうした不安を解消するため、AIによる監視と削除支援機能を実装したのだ。

beME運営チームは、AIが収集したエビデンスをもとにプロバイダへの削除要請をサポートしており、2022年10月から2024年4月までの152件の対応実績において全ての削除に成功している。削除完了までの期間も80%が1ヶ月以内に完了するなど、高い効率性を実現したのである。

beMEのサービス概要

beMEの詳細はこちら

リベンジポルノについて

リベンジポルノとは性的な画像や動画を本人の同意なく公開する行為のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 親密な関係破綻後の報復目的で行われることが多い
• 生成AIを使用したディープフェイクでも発生
• 金銭目的の詐欺にも悪用される

リベンジポルノは深刻なプライバシー侵害であり、被害者の精神的・社会的ダメージは計り知れない状況になっている。beMEのようなAIによる監視・削除支援サービスの登場は、インターネット上の画像や動画による被害から個人を保護する重要な役割を果たすことが期待されるだろう。

beMEに関する考察

AIによる24時間監視体制は、インターネット上の悪質な投稿に対する迅速な対応を可能にする画期的なサービスだ。特に削除要請の成功率100%という実績は、プロバイダとの連携体制が確立されていることを示しており、被害者支援の観点から非常に心強い存在である。

今後の課題として、AIの誤検知や新たな悪質サイトの出現による監視の死角が生まれる可能性が考えられる。そのため、AIの精度向上や監視対象サイトの拡大、さらには国際的な連携による対応強化が必要になってくるだろう。

期待される機能として、予防的なアプローチも重要だ。投稿される前の段階で悪質な画像や動画を検知し、アップロードを防止するような仕組みの実装が望まれる。今後はAIの進化とともに、より包括的な個人情報保護サービスへと発展することが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ネット上のお守り beMEがスタート! Aiが悪質なサイトを24時間監視 | ライツテック株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000152722.html, (参照 24-11-13).

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