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公開：2024-11-14

TD SYNNEXがAWSとの連携を日本で強化、4つの主要領域でクラウドソリューションを拡充へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• TD SYNNEXがAWSとの連携を強化し日本での体制を拡充
• ハイブリッドクラウドやISV+DevOpsなど4つの領域に注力
• AWSグローバルパートナーとして包括的なサポートを提供

TD SYNNEXによるAWSクラウドソリューション強化

TD SYNNEX株式会社は日本企業のクラウドニーズに応えるため、2024年11月12日にアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社との連携強化を発表した。この施策ではハイブリッドクラウド提案や関連ソリューションの拡充、ISV+DevOpsの推進、パブリックセクターへの注力、データ分析とAI活用の促進という4つの主要領域での取り組みが展開される。^[1]

AWSのグローバルパートナーとしてMigration Acceleration ProgramやWell Architected Partner Programを通じたビジネス推進に取り組んでおり、世界で400名以上のAWS認定資格者を有するエキスパートチームが導入から運用までをサポートする体制を整えている。StreamOne Stellrプラットフォームを活用し、複数のクラウドプロバイダーのサービスを一元的に管理することが可能だ。

プロフェッショナルサービスではTDS Migrateを活用したAWSアセスメントから導入までを包括的に支援し、Demand Generation & Co-sellではパートナー企業とのビジネス促進を展開する。クラウドコミュニティを通じたAWSトレーニングの提供により、パートナー企業の営業および技術者の育成も強化していく方針である。

TD SYNNEXのAWS連携強化における重点施策まとめ

TD SYNNEXのAWSソリューションの詳細はこちら

ハイブリッドクラウドについて

ハイブリッドクラウドとは、パブリッククラウドとプライベートクラウドまたはオンプレミスインフラを組み合わせたクラウド環境のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 柔軟なリソース配置とコスト最適化が可能
• 既存システムを活かしながらクラウド化を推進
• セキュリティとコンプライアンス要件に応じた構成が可能

TD SYNNEXはEquinixの国内ディストリビューターとしての強みを活かし、AWSとの接続サービスを一元的に提供することでハイブリッドクラウド環境の構築を支援している。AWS DirectConnectなどの接続オプションを活用し、信頼性の高い相互接続と効率的なクラウド運用を実現することが可能だ。

TD SYNNEXとAWSの連携強化に関する考察

TD SYNNEXによるAWSとの連携強化は、日本企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させる重要な取り組みとなっている。特にISV Solution Factoryを通じたSaaS化支援は、日本のソフトウェアベンダーがグローバル市場で競争力を高める機会を提供することが期待できるだろう。

今後の課題として、急速なクラウド化に伴うセキュリティリスクの管理やコンプライアンス対応が挙げられる。TD SYNNEXには400名以上のAWS認定資格者を有する技術支援体制があり、これらの課題に対して適切なガイダンスを提供できる立場にあるだろう。

将来的には、AIやデータ分析の領域でより高度なソリューションの提供が期待される。Destination AIプログラムの日本展開を通じて、企業のデータ駆動型ビジネスへの移行を支援し、新たな価値創造につながる可能性が高い。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「TD SYNNEX、日本でAWSとの連携強化で、AWSのグローバルパートナーとしてクラウドソリューションのニーズに応えるため日本での体制を拡充 | TD SYNNEX株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000034623.html, (参照 24-11-14).

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