イオンディライトがAI自動見積査定システム工事ロイドを導入し修繕工事の業務効率が大幅に向上

text: XEXEQ編集部
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PR TIMES より

記事の要約

イオンディライトは、ファシリティマネジメント事業における受託物件の修繕工事の効率化を目指し、THIRDのAI自動見積査定システム工事ロイドを2023年3月からリリースした。査定担当者の知見や経験値に依存しない一貫性のある査定が可能となり、査定可能な見積件数が大幅に増加している。^[1]

工事ロイドは73万以上の型番を網羅したデータベースを持ち、最新の部材の卸値を常に更新することで適正価格の査定を実現している。AIによる機械学習を活用した工事の見積解析により、工事の適正価格を1行ずつ詳細に査定することが可能だ。

THIRDは不動産業界や建築業界向けのDXを提供するスタートアップとして、2015年にゼネコン出身の工事現場監督が集まり創業された。工事のコスト削減を実現する工事ロイドや不動産管理の労働生産性を改善するAI-SaaSソフトウェアの管理ロイドなどを展開している。

ファシリティマネジメントとは、企業や団体の施設・設備を総合的に管理・運営するための経営活動のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

イオンディライトでは、受託する物件の修繕工事が数千件以上あり、査定業務に多くの工数がかかっていた。工事ロイドの導入により、AIによる一貫性のある査定が可能となり、お客様にもご納得いただける見積が作成できるようになっている。

工事ロイドの導入により、査定業務の効率化と一貫性のある価格査定が実現されたことは大きな進歩だ。従来の人手による査定では避けられなかった個人の経験値による差異が解消され、より公平で透明性の高い見積プロセスが確立されている。

今後の課題として、新たな工事形態や特殊な施工方法への対応が考えられる。AIの学習データの継続的な更新や、異常値の検知精度の向上など、システムの精度を維持・向上させていく必要があるだろう。

期待される展開として、他の建設関連業務へのAI活用の拡大が挙げられる。見積査定だけでなく、工程管理や品質管理などの業務にもAIを導入することで、建設業界全体の生産性向上につながる可能性がある。

^ PR TIMES. 「イオンディライト株式会社、AI自動見積査定システム「工事ロイド」の活用で査定業務の生産性を向上 | 株式会社THIRDのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000064081.html, (参照 24-11-15).

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