キンドリルジャパンがレインボー認定を初取得、PRIDE指標ゴールド認定は3年連続で社会的インクルージョンを推進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

キンドリルジャパンがレインボー認定を初取得
PRIDE指標でゴールド認定を3年連続取得
インクルーシブなカルチャー浸透に全社で取り組む

キンドリルジャパンのLGBTQ+施策とレインボー認定取得

キンドリルジャパン株式会社は2024年11月18日、work with Prideより2024年度レインボー認定を初めて取得したことを発表した。創業以来3年連続でPRIDE指標のゴールド認定を受賞しており、インクルーシブなカルチャーの浸透に向けた取り組みが評価されている。^[1]

キンドリルジャパンは従業員リソースグループ「KINs」を設置し、グローバルで70以上のコミュニティを展開している。日本では「KINs Women」「True Ability」「KINs LGBTQ+ Ally Community」の3つのコミュニティが活動しており、各コミュニティには執行役員がエグゼクティブスポンサーとして参画している。

東京レインボープライド2024にはゴールドスポンサーとして参加し、代表取締役社長や執行役員らがパレードに参加した。Pride Action 30への参画やLGBTQ+の学生向けワークショップの実施など、社会全体のインクルージョン推進に向けた活動も積極的に展開している。

キンドリルジャパンのID&E施策まとめ

項目	詳細
認定・受賞	レインボー認定初取得、PRIDE指標ゴールド認定3年連続
社内コミュニティ	KINs Women、True Ability、KINs LGBTQ+ Ally Community
外部活動	東京レインボープライド2024ゴールドスポンサー、Pride Action 30参画
推進体制	執行役員がエグゼクティブスポンサーとして参画

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コレクティブ・インパクトについて

コレクティブ・インパクトとは、社会課題の解決に向けて複数の組織が協働して取り組むアプローチのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

共通のゴールと評価基準の設定
組織間の継続的なコミュニケーション
相互補完的な活動の実施

キンドリルジャパンは、IT業界のLGBTQコミュニティNIJITの幹事会社としての活動や、Pride Action 30への参画など、他社や非営利団体との連携を積極的に推進している。こうした取り組みが評価され、work with Prideのレインボー認定取得につながった。

キンドリルジャパンのID&E施策に関する考察

キンドリルジャパンのID&E施策は、経営陣が直接関与する体制を構築している点が特筆すべき要素である。執行役員がエグゼクティブスポンサーとして各コミュニティに参画することで、現場の声を速やかに経営施策に反映できる仕組みが整備されている。企業文化の本質的な変革には、トップダウンとボトムアップの双方向のアプローチが必要不可欠だ。

今後は社内の取り組みを超えて、サプライチェーン全体でのインクルージョン推進が課題となるだろう。取引先や協力企業を巻き込んだ施策の展開が、ビジネスエコシステム全体のインクルーシブ化につながる。IT業界全体での取り組みを牽引する役割が期待される。

一方で、グローバル企業としての強みを活かし、各国・地域の文化的背景や法制度の違いに配慮しながら、普遍的な価値観を浸透させていく必要がある。各地域の実情に合わせた柔軟な施策展開と、グローバルスタンダードの確立の両立が求められるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「キンドリルジャパン、work with Prideよりレインボー認定を初取得LGBTQへの取り組み指標「PRIDE指標」では最高評価であるゴールド認定を３年連続取得 | キンドリルジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000124.000089286.html, (参照 24-11-19).

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