TECHFUNDとDAIJOBUがWeb3向け品質保証で提携、QAテストからセキュリティ監査まで一貫サービスを実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

TECHFUNDとDAIJOBUがパートナーシップを締結
Web3向けQAテストとセキュリティ監査の一貫サービスを提供
11月27日にウェビナーを開催予定

TECHFUNDとDAIJOBUのWeb3向け品質保証サービス連携開始

株式会社TECHFUNDとDAIJOBU株式会社は2024年11月19日、Web3プロジェクト向けの包括的な品質保証サービスの提供を開始した。両社の連携により、ソフトウェアテストから自動セキュリティ監査ツール「Hi AUDIT」を活用したセキュリティ監査まで、一貫したサービスの提供が可能になったのだ。^[1]

TECHFUNDは過去にSBI VC Trade、セプテーニ、DMM Crypto、enishなどのセキュリティ監査実績を持ち、DAIJOBUはNTTDigital、x2y2、HashPort、SNPIT、YayなどのQA実績を保有している。両社の実績と専門性を活かし、Web3プロジェクトの品質向上と安全性確保を総合的に支援していくだろう。

開発初期からの品質保証導入によってテストカバレッジを向上させ、監査コストの抑制を実現する取り組みは、Web3プロジェクトの効率的な開発に貢献する。DevSecOpsの概念を取り入れた監査アプローチにより、開発段階からセキュリティを強化し、リリースまでの期間短縮を図ることが可能になった。

品質保証サービスの主な特徴まとめ

	QAテスト	セキュリティ監査
提供企業	DAIJOBU	TECHFUND
主な機能	ソフトウェアテスト・品質保証	Hi AUDITによる自動監査
導入効果	テストカバレッジ向上	セキュリティ強化
実績企業	NTTDigital、HashPort他	SBI VC Trade、DMM Crypto他

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DevSecOpsについて

DevSecOpsとは、従来のDevOpsに「Sec（セキュリティ）」を統合した開発手法のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

開発全工程でのセキュリティ対策の組み込み
開発スピードを維持した脆弱性リスクの低減
継続的なセキュリティ監視と改善

TECHFUNDとDAIJOBUの連携では、DevSecOpsの概念を活用することで開発初期からセキュリティを考慮したアプローチを実現している。具体的には、Hi AUDITによる自動セキュリティ監査とDAIJOBUのQAテストを組み合わせることで、効率的な品質保証とセキュリティ強化を同時に達成することが可能になった。

Web3向け品質保証サービスに関する考察

TECHFUNDとDAIJOBUの連携は、Web3プロジェクトにおける品質保証とセキュリティ監査の効率化という点で画期的な取り組みである。両社の豊富な実績と専門性を組み合わせることで、スタートアップからエンタープライズまで幅広い規模のプロジェクトに対応可能な包括的なサービスを提供できるようになったのだ。

一方で、Web3プロジェクトの急速な進化と多様化に伴い、新たな脆弱性やセキュリティリスクへの対応が今後の課題となるだろう。この課題に対しては、AI技術の活用や自動化ツールの機能拡張によって、より効率的な品質保証とセキュリティ監査の実現が期待される。

また、DevSecOpsの導入によって開発効率とセキュリティの両立を図る取り組みは、Web3プロジェクトの信頼性向上に大きく貢献する可能性がある。今後は、より多くのプロジェクトでDevSecOpsが標準的な開発手法として採用されることで、Web3エコシステム全体の品質向上につながることが期待できるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「TECHFUND、Web3特化ソフトウェアテスト・品質保証サービスのDAIJOBUとパートナーシップを締結。一気通貫サービスとしてQAからセキュリティ監査までをサポート | 株式会社TECHFUNDのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000022017.html, (参照 24-11-20).

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