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CBREが米国物流施設開発投資プログラムUIVを設立、シカゴ・プレインフィールドで第1号案件を展開へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

CBREが米国物流施設開発投資プログラムUIVを設立、シカゴ・プレインフィールドで第1号案件を展開へ

PR TIMES より


記事の要約

  • CBREが米国物流施設開発投資プログラムUIVを設立
  • 第1号はシカゴ・プレインフィールドの物流施設開発
  • 日鉄興和不動産と九州電力がパートナーとして参画

CBREの米国物流施設開発投資プログラムUIVの設立と展開

CBREは日系パートナー向けの米国物流施設開発への投資機会を提供するプログラム「US Industrial Venture(UIV)」を2024年11月21日に立ち上げた。このプログラムは米国籍のLimited Partnershipと日本籍の投資事業有限責任組合を通じて実施され、CBREグループ傘下のTrammell Crow Company(TCC)との協力により、日本企業の投資をワンストップでサポートする体制が整備されている。[1]

第1号ファンドの投資対象として選定されたシカゴ・プレインフィールドの物流施設「Plainfield Business Park」は、全米最大の物流ハブであるシカゴ都市圏に位置している。州間高速道路55号と80号に近接する立地特性を活かし、都市部への配送や長距離輸送に対応する物流施設としての需要が期待されている。

CBREグループは引き続きTCCと協力しながら、米国不動産への投資を活性化させる方針だ。日本企業に向けて魅力的かつ戦略的な不動産取引の機会を創出し、開発事業の推進に取り組むことで、投資家の多様なニーズに応えていく構えである。

Plainfield Business Parkの概要

項目 詳細
所在地 143rd Street, Plainfield, IL(米国イリノイ州シカゴ)
土地面積 51.73 acre
延床面積 788,000 square feet
構造 鉄骨造・平屋建て
工期 2024年10月着工、2025年10月竣工
出資者 日鉄興和不動産株式会社、九州電力株式会社

Limited Partnershipについて

Limited Partnershipとは、米国における投資事業組合の一形態で、無限責任を負う一般パートナーと有限責任を負う投資家によって構成される組織体のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 一般パートナーが経営の意思決定と無限責任を負う
  • 投資家は出資額の範囲内で有限責任を負う
  • 投資利益に対する課税の透明性が確保される

本プログラムでは、米国籍のLimited Partnershipと日本籍の投資事業有限責任組合の二層構造を採用している。この構造により、日本の投資家が米国の物流施設開発事業に効率的に投資することが可能となり、国際的な投資スキームの最適化を実現している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「CBRE、米国物流施設開発への投資プログラム「US Industrial Venture」を設立 米国物流施設への投資機会を日系パートナーに対して提供 | シービーアールイー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000168.000027786.html, (参照 24-11-22).

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