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公開：2024-11-26

まねき食品が駅弁業界で世界初のメタバース参入、VRChat上で幕の内駅弁作り体験を提供

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• まねき食品がメタバースへ初参入、Virtual Market2024 Winterに出展
• 元祖幕の内駅弁をメタバース空間内で再現し体験可能
• アバターでオリジナル幕の内駅弁作りが楽しめる機能を実装

まねき食品のメタバース参入による駅弁事業の展開

まねき食品株式会社は、2024年12月7日から22日まで開催される「Virtual Market2024 Winter」にて駅弁業界で初となるメタバースへの参入を発表した。約2000万人の登録者を誇るVRChatのメタバース空間内で、姫路駅で初めて販売された「元祖幕の内駅弁」の再現と、アバターを使用したオリジナル駅弁作りの体験が可能になっている。^[1]

Virtual Market2024 Winterのパラリアルお台場エリアに設置されるブースでは、自身のアバター姿を撮影してまねき食品の幕の内駅弁パッケージに反映させるギミックを用意している。また、VR法人HIKKYが主催するこのイベントは、世界中から130万人を超える来場者を集める世界最大級のメタバースイベントとなっている。

創業136年を誇るまねき食品は、明治21年に竹田木八がJR姫路駅近くで開いた茶店『ひさご』から事業を開始した。現在はECサイトでの冷凍弁当の販売も好評を得ており、万博に向けて日本の食文化を未来に伝えるための様々な分野への挑戦を加速させている。

Virtual Market2024 Winterの開催概要まとめ

まねき食品ECサイトはこちら

メタバースについて

メタバースとは、実世界とデジタル空間を融合させた仮想空間のプラットフォームのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• アバターを介したユーザー間のリアルタイムコミュニケーション
• 3D空間での没入感のある体験や商品の売買が可能
• 現実世界のビジネスやイベントをデジタル空間で再現

まねき食品が参加するVirtual Market2024 Winterでは、メタバース空間を活用して伝統的な駅弁文化とデジタル技術を融合させた新しい体験を提供している。このイベントはVRChatプラットフォーム上で開催され、世界中の参加者がアバターを通じて駅弁文化を体験できる革新的な取り組みとなっている。

まねき食品のメタバース参入に関する考察

まねき食品のメタバース参入は、伝統的な駅弁文化をデジタル空間で再現することで、新たな顧客層の開拓と体験価値の創出を実現する可能性を秘めている。特にVRChatの2000万人規模のユーザーベースは、駅弁文化の世界的な認知度向上につながる大きな機会となるだろう。

一方で、メタバース空間での食品販売においては、実際の商品の味や品質をどのように伝えるかが課題となる可能性が高い。ECサイトとの連携やメタバース空間でのマーケティング戦略の確立が、今後の事業展開の鍵を握ることになるだろう。

長期的には、メタバース技術の進化に伴い、より没入感のある駅弁体験の提供や、グローバル市場への展開が期待される。まねき食品には、デジタルとリアルの融合による新たな食文化の創造と、伝統的な価値の保持のバランスを取りながら、革新的なサービス展開を進めてほしい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「世界初！EKIBEN×メタバース」 | まねき食品株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000066514.html, (参照 24-11-26).

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