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公開：2024-11-27

キヤノンMJがペットテック企業RABOに出資、動物行動学とAIを活用した猫の健康管理サービスを強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• キヤノンMJがRABOへの出資を発表
• RABOは猫の行動・排泄モニタリングサービスを提供
• 猫と飼い主のQOL向上を目指すテクノロジーを展開

キヤノンMJがRABOへの出資でペットテックを強化

キヤノンマーケティングジャパンは、コーポレートベンチャーキャピタルファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を通じてRABOへの出資を2024年11月27日に発表した。RABOは動物行動学とAIを活用した飼い猫の行動・排泄モニタリングサービスを展開し、首輪型ウェアラブルデバイス「Catlog」とトイレ設置型IoTデバイス「Catlog Board」を提供している。^[1]

RABOのデバイスはAIによる自動解析機能を搭載しており、飼い主は愛猫の日々の行動やコンディションを直感的に把握することが可能となっている。この解析結果は通院判断や診察時の参考データとして活用できるため、獣医療の質的向上に大きく貢献するだろう。

キヤノンMJグループは2024年1月に「R&B推進センター」を立ち上げ、100億円規模のCVCファンドを設立した。RABOへの出資は「Life Purpose」領域の一環であり、ペットと飼い主双方のウェルビーイング実現を目指すものである。

RABOのペットテックサービス概要

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バイオロギングについて

バイオロギングとは生物の行動や生理状態を記録・分析する動物行動学の研究手法のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 生物に装着したセンサーで行動データを収集
• 生態系や環境への影響を最小限に抑えた観察が可能
• 長期的なモニタリングによる詳細な行動分析が実現

RABOは従来の研究目的で使用されてきたバイオロギング技術をペットケアに応用し、飼い猫の健康管理に活用している。Catlogデバイスは動物行動学の知見とAIを組み合わせることで、猫の異常行動を早期に発見し、適切な獣医療介入のタイミングを提案することが可能となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「動物行動学(バイオロギング)とAIを活用した飼い猫の行動・排泄モニタリングサービスを提供するRABOへ出資 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001208.000013943.html, (参照 24-11-27).

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