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公開：2024-11-30

テレコムスクエアがセルフWi-Fiレンタル「WiFiBOX」を全国5カ所に設置、アトレなど主要商業施設での展開を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• テレコムスクエアがセルフWi-Fiレンタル「WiFiBOX」を5カ所に設置
• 非接触でWi-Fiルーターをレンタルでき、1日840円で利用可能
• アトレ3店舗とプライムツアー、COCHI COCOCHIコーヒーで展開

テレコムスクエアのセルフWi-Fiレンタル「WiFiBOX」の設置拡大

株式会社テレコムスクエアは2024年11月29日、セルフWi-Fiレンタルサービス「WiFiBOX」を東京都、大阪府、高知県の計5カ所に設置しサービスを開始した。グッドデザイン賞を受賞したWiFiBOXは、非接触でWi-Fiルーターのレンタルと返却が可能であり、スマートフォンの充電にも対応している日本国内向けの無制限プランを1日840円から提供するものである。^[1]

WiFiBOXはユーザーの利便性を重視し、カウンターでの受付や待ち時間が不要で、ユーザー自身のタイミングで受取や返却が可能な点が特徴となっている。返却基地局までの送料や受付費用などの追加料金が発生しないため、コストを抑えた利用が実現できるようになった。

テレコムスクエアは今後、空港やJR、私鉄各社の主要ターミナル駅、大型複合商業施設、レジャーパークなどへの設置拡大を進めていく方針を打ち出している。JR東日本グループのアトレ3店舗、プライムツアー松原店、高知県初となるJR高知駅のCOCHI COCOCHIコーヒーへの設置は、利便性向上戦略の一環として位置付けられている。

WiFiBOXの設置場所まとめ

設置場所の詳細はこちら

セルフWi-Fiレンタルシステムについて

セルフWi-Fiレンタルシステムとは、人的対応を必要としない非接触型のWi-Fiルーターレンタルサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 予約から返却まで全て非接触で完結する仕組み
• 24時間いつでも受取・返却が可能なシステム設計
• スマートフォンアプリによる予約・管理機能の実装

セルフWi-Fiレンタルシステムは、従来の有人カウンターでの受け渡しと比較して人件費の削減や24時間サービスの提供が可能となっている。WiFiBOXはこのシステムを活用し、特許出願中のシェアリング型サービスとして、国内の通信インフラ整備に貢献している。

WiFiBOXの設置拡大に関する考察

WiFiBOXの設置拡大は、インバウンド需要の回復と国内旅行者の増加を見据えた戦略的な展開であり、特に地方都市への展開は注目に値する。高知県への初出店は、地方におけるWi-Fi需要の高まりを示唆しており、今後の地方展開のモデルケースとなる可能性が高いだろう。

ただし、設置場所の営業時間が施設によって異なるため、利用者への周知とアプリでの情報提供が重要となってくる。また、繁忙期における機器の在庫管理や保守メンテナンスの効率化など、運用面での課題にも目を向ける必要があるだろう。

今後はより多くの商業施設やターミナル駅への展開が期待されるが、単なる設置数の増加だけでなく、利用データの分析に基づく最適な配置計画が重要となる。WiFiBOXの展開戦略は、モバイル通信インフラの新たなスタンダードを確立する可能性を秘めている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「セルフWi-Fiレンタル「WiFiBOX」は東京都、大阪府、高知県の計5カ所にてサービス開始 | 株式会社テレコムスクエアのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000428.000006419.html, (参照 24-11-30).

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