NRIセキュアがSecureCube Access Check 6.3.0を発表、特権ID管理の大規模環境対応と自動特権昇格機能を追加
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記事の要約
- SecureCube Access Check 6.3.0の販売開始を発表
- 管理対象数が15万台まで拡張され大規模環境に対応
- SSH中継時の自動特権昇格機能を新たに追加
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NRIセキュアがSecureCube Access Check 6.3.0を発表、大規模システム環境への対応を強化
NRIセキュアテクノロジーズは特権ID管理ソリューション「SecureCube Access Check」の新バージョン6.3.0を2024年11月28日より販売開始すると発表した。大規模なシステム環境に対応するため管理対象数の上限を3万台から15万台へと大幅に拡張し、中継サーバを経由した同時接続数も従来の100件から最大300件まで増強している。[1]
新バージョンでは離れた拠点間でのデータ同期機能を実装し、設定情報やユーザ情報などのデータを地理的に離れた拠点間で同期できるようになった。この機能により、自然災害やネットワーク障害による本製品の利用停止リスクを最小限に抑えることが可能である。
テレワーク環境下での作業にも対応するため、「中継接続許可機能」を新たに搭載している。作業者単独でのシステム接続を制限し、別の担当者による接続許可を必要とする二人体制での作業を実現することで、セキュリティ面での安全性が向上するだろう。
SecureCube Access Check 6.3.0の機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
管理対象数 | 最大15万台(従来の3万台から拡張) |
同時接続数 | 最大300件(従来の100件から増強) |
新機能① | 離れた拠点間でのデータ同期機能 |
新機能② | 中継接続許可機能によるダブルチェック |
新機能③ | SSH中継利用時の自動特権昇格機能 |
価格 | 350万円(税込み385万円)から |
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特権IDについて
特権IDとは、情報システムを利用する上であらゆる操作が可能な最高権限を持つIDのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- システム全体に対する完全なアクセス権限を保有
- 設定変更やシステム構築などの重要操作が可能
- クラウド管理やSaaS管理者アカウントも含む
近年のデジタル化の加速に伴い、大規模なシステム環境やテレワーク環境における特権IDの効率的な管理・運用が重要性を増している。SecureCube Access Checkは延べ500以上の企業や組織で利用されており、特権ID管理市場でシェアNo.1を獲得しているのだ。
参考サイト
- ^ NRIセキュア. 「NRIセキュア、特権ID管理ソリューション「SecureCube Access Check」の新バージョン(6.3.0)を提供開始|ニュース|NRIセキュア」. https://www.nri-secure.co.jp/news/2024/1128, (参照 24-11-30).
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