紀陽銀行、電動サイクルNFR-01Proを全国初導入、営業活動の機動力向上とCO2削減を実現
PR TIMES より
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記事の要約
- 紀陽銀行が電動サイクルNFR-01Proを導入
- 営業活動の機動力向上とCO2削減が目的
- 銀行での導入は全国初の試み
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紀陽銀行による電動サイクルNFR-01Proの導入開始
glafit株式会社は、紀陽銀行が同社の製造販売する「電動サイクルNFR-01Pro」を営業車として導入したことを2024年8月8日に発表した。この導入は銀行業界では全国初となり、紀陽銀行のカーボンニュートラル達成に向けたCO2排出量削減の取り組みの一環として実施されている。[1]
電動サイクルNFR-01Proは、7月1日から順次7台が導入され、行員の営業活動における移動手段として活用されている。短距離移動のスムーズさや駐車スペースのコンパクト性、さらに走行時の静音性など、住宅街での使用に適した特性を持つことが利点として挙げられている。
この電動サイクルは特定小型原動機付自転車に分類され、16歳以上であれば免許不要で運転可能だ。クラウドファンディングサイトMakuakeでは、特定原付のプロジェクトとして初めて1億円を超える支援を集め、glafitにとっても3プロジェクト連続で1億円を超える支援を達成する快挙となっている。
電動サイクルNFR-01Proの特徴まとめ
走行性能 | バッテリー | モーター | IoT機能 | |
---|---|---|---|---|
主要スペック | 最高速度20km/h | 48Vバッテリー | 500Wインホイルモーター | 4G LTE通信内蔵 |
特徴 | 漕がずに走行可能 | 約5時間で満充電 | 高トルク型・高耐久性 | スマホアプリで管理 |
利点 | 免許不要で運転可能 | 自宅で充電可能 | あらゆる坂道を走破 | 遠隔で車両状態確認 |
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特定小型原動機付自転車について
特定小型原動機付自転車とは、電動アシスト自転車よりも高い出力を持つ電動バイクのカテゴリーを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 16歳以上であれば免許不要で運転可能
- 最高速度が20km/hに制限されている
- 自転車専用道路の走行が可能
特定小型原動機付自転車は、従来の原動機付自転車(原付)と電動アシスト自転車の中間に位置する新しい車両区分だ。電動アシスト自転車よりも高い出力を持ちながら、原付よりも規制が緩やかであるため、短距離移動の新たな選択肢として注目を集めている。
紀陽銀行の電動サイクル導入に関する考察
紀陽銀行による電動サイクルNFR-01Proの導入は、金融機関のモビリティ戦略に新たな可能性を示唆している。従来の自動車やバイクに代わる環境にやさしい移動手段として、他の金融機関や企業にも影響を与える可能性が高い。特に都市部の支店網を持つ銀行にとっては、駐車場確保のコスト削減や機動的な営業活動の実現につながる可能性があるだろう。
一方で、今後の課題としては安全性の確保や運用ルールの整備が挙げられる。電動サイクルは従来の自転車とは異なる特性を持つため、利用者への適切な教育や訓練が必要となるかもしれない。また、悪天候時の代替手段の確保や、バッテリー切れ対策なども検討が必要だ。
長期的には、この取り組みが地域の交通インフラや都市計画にも影響を与える可能性がある。金融機関が率先して新しいモビリティを採用することで、地域全体の交通システムの変革につながる可能性もあるだろう。紀陽銀行の先進的な取り組みが、持続可能な社会の実現に向けた新たなモデルケースとなることが期待される。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「【銀行で全国初導入】電動サイクルNFR-01Proを紀陽銀行が導入開始 | glafit株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000031007.html, (参照 24-08-10).
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