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公開：2024-12-24

XREALが自社開発の空間コンピューティングチップ搭載ARグラスXREAL Oneを発表、3DoF対応で没入感のある拡張現実体験を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• XREALが自社開発チップ搭載のARグラス新製品を発表
• XREAL Oneは2025年1月17日発売で価格69,980円
• 1月16日23時59分まで予約受付を実施

XREALが最新ARグラスXREAL Oneを発表、独自チップ搭載で3DoF対応を実現

XREALは次世代ARグラスの新製品「XREAL One」を発表し、2025年1月17日より69,980円で販売を開始する予定だ。自社開発の空間コンピューティングチップ「XREAL X1」を搭載することで、グラス単体での3DoF表示が可能になり、より没入感のある拡張現実体験を実現した。^[1]

XREAL Oneは、SONY製0.68インチマイクロOLEDディスプレイを採用し、視野角50度、最大輝度600ニットを実現している。Boseとの共同開発による高品質サウンドシステムを搭載し、3段階の調光機能も備えることで快適な視聴環境を提供することが可能だ。

予約受付は1月16日23時59分まで実施されており、予約者から順次発送される。また、周辺機器のXREAL Hubとのバンドルセットも72,960円で提供され、コネクティビティを拡張することで、より柔軟な使用環境を構築できるようになった。

XREAL One主要スペックまとめ

空間コンピューティングチップについて

空間コンピューティングチップとは、3次元空間での情報処理や表示を専門に行う半導体チップのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 3DoF対応による空間認識と表示制御
• 低遅延での空間情報処理が可能
• 省電力設計による長時間駆動の実現

XREAL Oneに搭載されたXREAL X1チップは、ARグラス単体で3DoFを実現する業界初の自社開発チップとなっている。このチップにより、最低3msの低遅延処理が可能となり、より自然な拡張現実体験を提供することが可能になった。

XREAL Oneに関する考察

XREAL独自の空間コンピューティングチップを搭載したことで、追加デバイスなしで3DoF対応を実現した点は革新的である。この技術革新により、ARグラスの利用シーンが大きく広がり、エンターテインメントからビジネスまで幅広い分野での活用が期待できるだろう。

しかし、ARコンテンツの充実度や対応アプリケーションの拡充が今後の課題となる可能性が高い。ハードウェアの性能を最大限に活かすためには、開発者エコシステムの拡大とコンテンツの充実が不可欠だ。

今後はSDKの提供や開発者向けのサポート体制の強化が重要になってくるだろう。XREALには独自チップの性能を活かした独創的なARエクスペリエンスの提供と、サードパーティー開発者との協力関係の構築を期待したい。

参考サイト

1. ^ XREAL JP Shop. 「XREAL One – XREAL JP Shop」. https://jp.shop.xreal.com/products/xreal-one, (参照 24-12-24).

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