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公開：2025-01-13

freeeが人事労務システムに人事レポート機能を追加、組織データの可視化と分析業務の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• freeeが人事レポート機能の提供を開始
• 組織情報や人的資本関連データの可視化が可能
• 法定開示書類作成と分析業務の効率化を実現

freee人事労務の新機能で組織データの分析と可視化が向上

フリー株式会社は人事労務システムの機能強化を図り、組織の基本情報から入退社関連情報や女性管理職比率などの開示情報を可視化できる人事レポート機能を2025年1月9日より提供開始した。freee人事労務に登録されている情報から組織情報レポートと人的資本レポートを表示できるようになっている。^[1]

人事レポート機能では部署や個人毎の残業時間や残業手当の可視化が可能となり、36協定の遵守状況を効率的にトラッキングすることができるようになった。従業員の男女比率や平均年齢、平均勤続年数、有休消化率などのデータも月単位で分析期間を選択し、性別や部門、役職、雇用形態などで詳細な分析を行うことができる。

freee人事労務の人事レポート機能は、法定開示書類の作成業務や従業員データの分析業務を大幅に効率化することを実現した。有価証券報告書や女性活躍推進法の情報開示、くるみんやえるぼしなどの認定取得に必要な情報も可視化できるため、企業の各種申請手続きの負担軽減にも貢献する。

freee人事労務の人事レポート機能の特徴まとめ

人的資本レポートについて

人的資本レポートとは、企業における人材に関する情報を体系的に可視化し、分析するための報告書のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 従業員の属性や勤務状況を数値化して分析
• 男女間の賃金格差や管理職比率を可視化
• 育児休業取得率など多様な指標を統合的に管理

人的資本レポートは企業の人材戦略や多様性推進の状況を可視化するための重要なツールとして活用されている。有価証券報告書や女性活躍推進法の情報開示、くるみんやえるぼしなどの認定取得に必要な情報を効率的に収集し分析することができるため、企業の法定開示や各種認定取得の業務効率化に大きく貢献する。

参考サイト

1. ^ フリー株式会社. 「freee人事労務、「人事レポート機能」の提供を開始　経営判断や法定開示書類の作成、各種認定取得にも利用できるデータを可視化 | プレスリリース | corp.freee.co.jp」. https://corp.freee.co.jp/news/20250109freeehr.html, (参照 25-01-13).

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