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センチュリー・システムズがセキュアエレメント搭載のIoTゲートウェイMA-X200シリーズを発売、IoT環境のセキュリティ強化に貢献

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • セキュアエレメント搭載のIoTゲートウェイ2機種を発売
  • 高性能な64bitデュアルコアCPUを採用し処理性能を向上
  • マルチキャリアLTE対応モデルでデータ収集が可能に

センチュリー・システムズが高性能IoTゲートウェイ2機種を発売

センチュリー・システムズ株式会社は、セキュアエレメントを搭載した新製品FutureNet MA-X200およびFutureNet MA-X220/Lを1月15日に発売した。高性能な64bitデュアルコアCPUを採用し、NXP社製のセキュアエレメント「SE050E2」を搭載することでIoT環境におけるセキュリティを強化している。[1]

新製品は2ポートのイーサネットインターフェースとRS-232ポート、SDカードスロットを標準装備しており、企業のLAN構築やクラウド連携のための通信をサポートしている。限られたスペースでも設置可能な小型IoTゲートウェイとしての利用が期待できるだろう。

MA-X220/Lはマルチキャリア対応のLTE通信モジュールを搭載しており、SIMカードスロットを2つ備えているのが特徴だ。キャリアの通信障害時などに切り替えて運用が可能で、ネットワーク環境に依存せず広範囲なエリアでIoTデータを収集・送信できる。

IoTゲートウェイの機能比較まとめ

MA-X200 MA-X220/L
CPU 64bitデュアルコア1GHz 64bitデュアルコア1GHz
メモリ DRAM: 2GB、Flash: 5GB DRAM: 2GB、Flash: 5GB
通信機能 Ethernet×2、RS-232×1 Ethernet×2、RS-232×1、LTE
動作温度 -20℃~+65℃ -20℃~+65℃

セキュアエレメントについて

セキュアエレメントとは、データの暗号化や安全な通信を実現するためのハードウェアセキュリティモジュールのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 暗号化処理に特化した専用ハードウェア
  • 物理的な攻撃からの保護機能
  • セキュアな鍵管理と認証処理

MA-X200シリーズに搭載されているNXP社製のセキュアエレメント「SE050E2」は、IoTデバイスのセキュリティを強化するために設計された製品だ。データの暗号化や安全な通信を実現し、IoT環境におけるデータ保護と信頼性を向上させることが可能である。

参考サイト

  1. ^ . 「プレスリリース | 製品情報 | CENTURY SYSTEMS」. https://www.centurysys.co.jp/products/press/20250115.html, (参照 25-01-16).

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