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公開：2024-08-16

プロジェクトカンパニーとMSSが業務提携、DXサービス提供と開発業務高度化を推進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• プロジェクトカンパニーとMSSが業務提携契約を締結
• DXサービス提供と開発業務高度化の検討を開始
• AIを活用したシステム開発の効率化を目指す

プロジェクトカンパニーとMSSの業務提携によるDX推進

株式会社プロジェクトカンパニーは、株式会社ミンカブソリューションサービシーズ（MSS）との間で業務提携契約を2024年8月14日に締結した。この提携により、両社は幅広い顧客へのDXサービスの提供や先端技術を活用した開発業務の高度化の検討を開始する。両社の強みを活かし、金融業界を中心とする顧客企業のDXの更なる加速を目指している。^[1]

プロジェクトカンパニーはDX領域におけるコンサルティングサービスを主業とし、ユーザビリティ評価ソリューション「UIscope」やAIコンサルティングサービスなど複数のソリューションを提供している。一方、MSSは金融メディアの運営で培ったノウハウやクラウドインプットデータを活用した情報系ソリューション事業、システムインテグレーション事業を展開している。

本提携では、共同営業および相互の代理販売、両社共同でのソリューション企画を行う。特に注目すべき点は、AIを活用したシステム開発業務の高度化に向けた技術検証だ。要求分析や要件定義段階でAIを活用し、要件漏れの早期検知や開発効率の向上を目指している。これにより、システム開発プロジェクトの成功率向上が期待される。

プロジェクトカンパニーとMSSの業務提携の概要

システムインテグレーションについて

システムインテグレーションとは、企業の業務プロセスや情報システムを統合・最適化するサービスのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 複数のシステムや技術を統合し、効率的な業務環境を構築
• 顧客の要求に合わせたカスタマイズされたソリューションを提供
• ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなど多岐にわたる領域を統合的に扱う

MSSは金融機関を中心に、合計工数300人月超の大規模プロジェクトを複数のベンダーを取りまとめ、要件定義から設計・開発、リリースまでを一気通貫で完遂した実績を有している。今回の提携では、プロジェクトカンパニーのコンサルティング力とMSSのシステムインテグレーション能力を組み合わせることで、より効果的なDXソリューションの提供が可能になると期待される。

プロジェクトカンパニーとMSSの業務提携に関する考察

本業務提携の最大の利点は、両社の強みを相互補完的に活用できる点だ。プロジェクトカンパニーのDXコンサルティングノウハウとMSSの金融業界向けシステム開発実績を組み合わせることで、より包括的なソリューションの提供が可能になる。特に、AIを活用したシステム開発の高度化は、業界全体の生産性向上につながる可能性を秘めている。

一方で、課題として考えられるのは、両社の企業文化やプロセスの違いによる摩擦だ。コンサルティング会社とシステム開発会社では、プロジェクトの進め方や顧客とのコミュニケーション方法が異なる可能性がある。この課題を克服するためには、定期的な情報共有や共同トレーニングプログラムの実施など、組織間の理解を深める取り組みが必要になるだろう。

今後、この提携を更に発展させるためには、AIやブロックチェーンなどの最新技術を活用した新たなソリューションの共同開発が期待される。また、金融業界以外の分野への展開や、グローバル市場への進出なども視野に入れるべきだ。両社の強みを最大限に活かし、日本企業のDX推進をリードする存在となることを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「当社子会社のプロジェクトカンパニー、ミンカブソリューションサービシーズ社と業務提携契約を締結 | 株式会社プロジェクトホールディングスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000023554.html, (参照 24-08-16).

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